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香港からブツブツ
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ぼくのiBookちゃん、動かない・・・。


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「兄貴、どないします、純一郎のおやっさんに泥ぬらした舎弟の兄さん方には」

「われ、いまさら何言うてけつかんねん!盃わったやつどもに舎弟なんか言われる資格あれへんがな、あほ」

「ほな、どないしまひょ」

「をら、鉄砲玉送ったんかいか?ほなまずはな、小林のどあほには百合子姐さんかまして勝負や」

「ほな、亀井の兄さんは?」

「兄さんでもなんでもあれへんがな。亀井のどあほは、へたれで警察上がりで土建屋につるんどるちんころちゃうんか! 筋道もろくに通さんと、純一郎のおやっさんに、へた売りおんたんやで。 亀井のドアホが純一郎のおやっさんの顔つぶしたんやから、ここは堅気さんから極道の世界に入ってもらった竹中先生に 入ってもろて極道の筋、通さなあかん。わかんとんか、こら。これは戦争やで。性根いれて気合い入れんか!」


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2週間近くカキコさぼりました。その間、香港セブンスがあったり(優勝はフィジー、応援したニュージーランドは準優勝、残念!)、久々に日本出張で5日ほど帰国したりとバタバタとしてました。日本では例によってHMVTOWER RECORD巡りをしましたが、あんまり気になるCDもなく、早々に退散。そして秋葉原の石丸電気へ。

この店はとにかくアヤシイ。石丸電気自体は別にアヤシイわけじゃないけど、商品も店員も客もなんかみんなアヤシイ。行ったことがある人はその雰囲気わかるよね?もし行ったことがあって、何もアヤシイと思わなかった人、それはアナタが相当アヤシイ・・・。そんなアヤシイ巣窟で買ったのが、テンシュテットのベートーヴェン全集。マニアの間では年末相当ブレークしたMEMORIESのアレです。たいがい香港もアヤシイけど、こんなとってもアヤシイCDは手に入らないっすよ。全部聞いてみたけど、凄いね、テンシュテットの燃え方が。特に第9。こんなハイ・ボルテージな演奏、きいたことないです。ロンドンフィルもよくテンシュテットのフンニャカフンニャカした指揮でここまでついてきたなーと関心するばかり。他にはボストンSOと演奏した田園、これはタングルウッドの野外演奏会なんだけど、小鳥が演奏中さえずっていてて、なかなかよろしいです。正規盤ではこういうのは決して聴かれないだろね、さえずり入りなんて。

全曲あって、なかなかの録音状態で5枚組3,500円前後ですから、このセットはアヤシくても買うべし!です。アヤシイぼくがオススメしているんだから、間違いありません?!


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香港の地下鉄MTRでの一コマ。おそらく中国大陸からの観光客と思うけど、まだあるんかいな人民服でバッチリ決めているおじいちゃんの左手には使い込んだ杖、そしてmyチェアー。味わい深い団扇を持ったおばあちゃん、不安そうに路線図をみながら、うわぁ生まれて初めてこんな早い乗り物に乗ったんべぇ、って感じでした、ホノボノ・・・。


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「兄さん、仁義なき戦いの舞台になった広島で竹中先生ではおまへんで。茶髪のホリエモンはんが出てきてはりましたで」

「兄弟、こりゃわしも想定の範囲外やったわな」

「で、どないさいてもろたらよろしいんでっか」

「純一郎親分が言われるように”エール”送たらんか」

「へい、ほなどないしたらよろしんでっか?」

「アホ、投票所いかんかい」

「で?」

「ホリエモン、ってしっかりカタカナで書くんやで、どあほ」

「ほな、わかりやした、兄貴!!!」


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8/16 23時よりNHK総合テレビにてBBCで制作されたドキュメント、アウシュビッツ(原題 AUSCHWITZ THE NAZIS & 'THE FINAL SOLUTION')が放映されます。すでにイギリスではこのドキュメントはDVDで発売され、amazon.co.ukでも購入できます。ぼくはこのDVDでドキュメントを見ましたが、大変貴重でいろいろなことを考えさせられる内容です。

どのような過程でアウシュビッツが建設され、そこで使われた本来は殺虫剤「チクロンB」が殺人ガスとして採用されたのか、など目を覆いたくなるような残酷な悲劇に隠された事実をCGや役者や当時の人々の証言を交え、明らかにされます(といっても残酷なシーンは殆ど出てきません)。

またフランスが積極的にユダヤ人狩りに協力した事、イギリス君主の私有領地でありながら、英国領ではなかったチャンネル諸島で見捨てられてしまったイギリス系ユダヤ人の悲劇、ユダヤ人を救ったデンマークなど、欧州諸国がどうこのホロコーストに関係し、またある部分では積極的にナチスに加担をしたのかを淡々と伝えています。ただバックに流れるグレツキの交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」はなんとももの悲しくつらい。

かなりヘビーな内容で、深夜の連続5夜の番組であるけど、ぜひご覧頂きたいです。


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今から20年前の1985年8月12日、日航ジャンボ123号機が御巣鷹山に激突し、死者520名、生存者は僅か4名という大事故(飛行機1機での事故では世界最悪)を起こした。その事故機の残骸を日航は近々廃棄するという。
http://www.razzle-dazzle.net/page/page.php?no=851
(コクピット内の生々しい会話と迷走するJL123便の飛行状況がご覧になれます)

また今から34年前の7月30日、岩手県雫石町上空で全日空機と自衛隊機が衝突し、全日空機の乗員乗客162人全員が亡くなった「雫石事故」では全日空は悲惨な事故を社員が忘れることのないよう、機体の破片や遺族の作文などを都内の社員研修所に展示するという。

事故は残念ながら起こってしまうこと。起こってしまった事故に対して、人命を預かる会社がどういう姿勢で取り組むか、その違いをあからさまにしていると思います。


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小泉首相が数年前の当時さかんに言っていたのが「自民党をぶっ潰す」。週明け小泉首相の言うとおり、郵政法案が否決されたら、自民党はぶっ潰すのでしょう。選挙で自民党総裁である小泉総裁の「自民党をぶっ潰す」というスローガンを信じて投票をし、その結果公明党の連立与党ではあるものの、それを支持したのは他ならぬ有権者では?勿論参議院で否決することがすなわち衆議院の解散に繋げるのは、些か小泉首相の乱暴な手段ではあるものの、こんなことさえ手段を選ばない人を支持したのは他ならぬ選挙民。

しかし特定郵便局の権益をまもり、彼らの票田で甘い汁を吸っていたのは旧田中派で土建屋や北朝鮮の砂砂利で巨額の富を得たのは其の脈々たる土建癒着体質に寝ころんでいた橋本派。

またいいんじゃないの、郵政民営化が否決されて、族議員や汚職まみれの派閥が下野して冷や飯を喰うのも。

55年体制が50年経っていったんは崩壊して連立与党が立ったけど、ロクな仕事もせず下野し、また約10年旧態依然とした自民党が政権を握り、おしげもない巨額の国債を発行し先進国らしからぬ債務超過となっても、未だ危機意識を持たない自民党には再び下野していただければ。

といってもジャスコ岡田では全く以て物足りない。

いい加減日本国民も何のために選挙があり、議会制民主主義が一体何であるかを考えるべきですよ。ジャスコ岡田がダメなのはわかっている。ではなぜ志あるひとが、日本の中心にならないのか?今ひとつ考え直して欲しい。

まあとんでもない輩としては自民党の批判票を支持票だと思って勘違いする共産党や社民党(旧左派社会党)、たかだか1議席や2議席増えて喜んでいるバカ面もみっともなくてみてらんないけどもね。

国の将来を真剣に憂う人が政治の場に出ていることを思うばかりです。






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ボクたちも乾杯! 人気広がる、こどもびいる

ビールそっくりのノンアルコール炭酸飲料「こどもびいる」

 茶色の瓶から注がれる黄金色の液体に白い泡。見た目はビールそっくり、でも中身はリンゴ味のようなノンアルコール炭酸飲料の「こどもびいる」がじわじわと人気を広げている。
 原型は南米産のガラナの果実からつくられた、コーラに似た飲料。福岡市のもんじゃ焼屋「下町屋」の浅羽雄一店長(39)が飲料「ガラナ」のラベルを「こどもビール」に張り替えて出したところ、人気メニューに。
 ラベルの張り替えに手間がかかるため、友桝飲料(佐賀県小城市)が依頼され、製造を引き受けた。甘みを抑えたり、泡立ちをよくしたりと改良し、名前も「ビール」から「びいる」に変えて2003年末に月200本の出荷からスタート。他の飲食店にも広がり、百貨店でギフト商品としても登場、ことし7月には7万5000本に拡大した。
(共同通信より転載)


まあ遊び心で作った飲み物なので目くじら立てることは無いかもしれませんが、若年層の飲酒が社会問題になっている現在(フジテレビのアナウンサーの起こした事件もありましたね)、このような飲み物を作っても良いのかなって思います。

勿論この飲み物には全くアルコールを含んでないので、それ自体には問題はないのですが、欧米を中心にタバコや飲酒の広告が禁止されているような現代で、キツい言い方をすれば「不謹慎だな」って思います。広告を禁止しているのは、若者がいたずらに飲酒や喫煙に対する好奇心を持たせないのが目的。一方ではこんな興味本位に飲酒に関心を持たせる商品を販売するのは、道義的には決してよくないと思います。

みなさんどう思います?


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ここんとこオリックスの調子が良くて、ゴキゲン♪今日も日ハム戦に勝って三連勝!昨シーズンまでの投壊がウソのように防御率3位の3.78(7/31現在)。Aクラス狙いでしのぎを削っていた西武とは気がつきゃ3ゲーム差(同)。そして火曜からは相性のよい西武・ロッテ・楽天の試合。ここでしっかりAクラス固めしてほしいところですな。昨年までの散々たる成績からV字回復したのはやはり仰木彬監督の裁量の巧みさでしょうね。そして土曜の日ハム戦で5勝目をあげた吉井勝投手の存在、これは大きいと思います。7/31時点で45勝あげていますが、その内の5勝が吉井の投げた試合。そしてしっています、吉井の成績は単に5勝でなくて、5勝0敗、つまり負けなしってこと。さらに詳しく言いますと、9試合に登板して5勝、防御率は2.08!規定投球数に達していないので、ベストテンには出てきませんが、数字だけでいくと、防御率トップのソフトバンクの杉内の1.74に続き堂々の2位(実際の2位はロッテの渡辺で2.11。西武の松坂は3位で2.21)。オリックスと近鉄の合併で最初は相当ガタガタとしていたでしょうが、名将仰木監督や、日米で何球団も渡り歩いた吉井の背中を見ながら、オリックスの選手は急速に力を付けてきたと思います。




そしてタイトルに書いた大胆予想!2005年のパリーグ、オリックスは3位でシーズンを終え、去年2位だった西武がプレーオフでダイエー(現ソフトバンク)を破って日本シリーズに出場したように、今年はオリックスがプレーオフでソフトバンクとロッテを破り、日本シリーズ出場。セリーグ(出来れば阪神とやりたいな!)との対決で優勝!仰木監督だって、ほら言っているじゃないですか! →

これこそ仰木マジックの神髄です!


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いろんなクラシックCDファンのサイトやblogで紹介されているのでご存じかもしれませんが、ロシアの名指揮者キタエンコとケルン・ギュルツェニヒOrch.によるショスタコヴィッチ(以下ショスタコ)全集、ようやく入手しました。ショスタコの交響曲はマーラーやブラームス、ベートーヴェンのシンフォニーみたいにすべての曲が好きにはぼくはなれないですけど、やはりとても気になる作曲家。そしてキタエンコ、ロシア系指揮者ではぼくは一番好きで、そんな意味でとにかく聴きたかった全集でした。

最近とんでもない安さでboxモノが発売されますが、この全集についてはとんでもない度数最高点ですね。Sym.8番を除きすべて初出&新録、しかもSACDでHYBRID MULTI CHANNEL。新録のSACDだと3,000円は下らないのにこの全集(12枚組)、タワーレコードだと、税込7,690.-!1枚あたり約640円ですよ、NAXOSより安い!




価格のことばかり書きすぎちゃったけど、それは買うまでの印象、今のところ数枚しか聴いていませんが、もう驚くばかり!凄い臨場感のある録音で、音圧が強烈です。SACD持っていないんで、SACDで聴いたら、おそらくとんでもないんでしょうね。録音がよきゃそれでいいわけじゃないんで、はい。ってわけで1-5番まで聴いてみましたが、総じて弦はもちろんのこと、木管勢がイイですね、ケルン・ギュルツェニヒは。ショスタコの作品は木管がショぼいと、作品のアイロニーさが伝わってこないので、其の部分ポイント高いと思います。そしてなんといってもキタエンコ、モスクワPOと録音したラフマニノフのSym.2やベルン響とのブラームスSym.4なのでおもいっきりぼくを唸らせてくれましたが、今回のショスタコ全集ではひれ伏せるって感じですね。

最初にも書いたように、異常に値段が安いセットですし、次のロットでは値段が上がるかもしれませんので、これから買おうと思ったCD数枚をガマンして、この全集を買うことを強くおすすめします。


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大植英次がバイロイトで「トリスタンとイゾルデ」を振った。クラシックのヲタク世界で起きた大事件かもしれないけど、本当に画期的な出来事だと思います。バイロイトはまさしくワーグナーの聖地。単なるドイツ音楽にとどまらず、オペラの殿堂というべきあのバイロイトに、日本人の大植が指揮をするなど、想像するだけでワクワクします。ウィーン国立歌劇場の音楽監督の小澤もヨーロッパの音楽界で数々のポストを歴任した若杉も、さまざまなオケと演奏した岩城も井上ミッチーもバイロイトで指揮する事が出来なかったことを、大植がやり遂げたのですから。日本の音楽ファン、そして評論家諸氏はどういうわけか、日本人音楽家に対して、悪い意味での色眼鏡で判断する中、それほどとんでもない(素晴らしいということで)ポストについていない大植を抜擢したバイロイトの見識の高さを率直に感じ、好意的に見るべきだと思いました。


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先日イギリスの元首相エドワード・ヒースさんが亡くなった、89歳。タイトルに書いたように彼は大工の息子、そんな彼が貴族や上流中流階級の牙城だったイギリス保守党の党首となり、1970年には遂にイギリスの首相となった。

そんなヒースさんが首相当時に指揮者として録音したCDが画像に載せたこれ。単なるお遊びで指揮をしたのではなく、ロンドン交響楽団のヨーロッパツアーの指揮者として同行したそうだから驚くばかり。残念ながらこのCDは廃盤になっていますが(EMIよ、こういうCDこそ再発しろよ!)、中古盤やもしEMIが再発売したら、ぜひお聞きください。とりわけ冒頭のエルガー作曲のコケイン序曲。いろんな指揮者で聞いたけど、こんな瑞々しい演奏は聴いたことがありません。

国内やフランスの反対を押し切ってイギリスがEC(現在のEU)に加盟を実現したのはヒース元首相によるもの。そんなECの落とし子ともいうべきEuropean Community Youth Orchestra(ECユースオーケストラ)を指揮したブラームスの大学祝典序曲。自分の孫ほどのヨーロッパ中の若者達にヒースさんが微笑みながら指揮している姿が目に浮かぶようなウキウキする演奏です。

音楽ライター山尾さんの山尾好奇堂にもこのコケインにまつわるいいお話が載っています。


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性懲りもなく、また新しいblogを開設しました。題してばってん読み記。乱読家ではないし、本の虫ってことではないけど、読んでみて面白かったり、関心が持てた本を、ぼちぼちと紹介させてもらいます。興味があったら、書籍の画像をクリックするとamazon.co.jpに飛びますんで、そこから買ってくんなまし(下心ミエミエ)。毎度おおきに!

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アンチェルの1968年のプラハの春「我が祖国」を聞いた。ドプチェク総書記による「人間の顔をした共産主義」の名の元、共産下のチェコが自由を得ようとした1968年に演奏された「我が祖国」のライブ盤、演奏に些かなミスはあるものの、自由へのあくなき喜びに満ちた演奏がここにあります。残念ながらその数ヶ月後ソ連は戦車を率いチェコを蹂躙し、ドプチェク総書記や時の反体制派詩人ハベル(民主化後のチェコの大統領)はビロード革命を迎える時まで表舞台からは姿を消し、徹底的な弾圧でプラハの春は長い冬となりました。かつてレニーが「自由はそもそもあるものではない、勝ち取るものだ」というように、チェコは実に厳しく長い長い冬の時代を体験することとなりました。その直前の演奏会、アウシュビッツで親類のすべてを失い、そして自身もあやうくナチの牙につゆと消え去る運命だったアンチェルがひとときの自由を信じて演奏したのがこの「我が祖国」。戦後、自由や民主主義が当たり前な我々には、実体験としては勿論ピンとこなくても、あえて心して感じるべき演奏と思います。最終楽章のブラニークのボヘミアンなテンポに涙して聞いてください。


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ロンドンでテロがあった。ぼくはロンドンは好きな町でヨーロッパに行くときはたとえ宿代が高くても、(シラク首相が言うように)ろくな料理が無くても、必ず寄りたい都市。最高の音楽が絵画がそしてミュージカルが楽しめるので、ロンドンはぼくにとって決して外せない街。確かに毎日のように爆弾予告があって(たいていはIRAを語ったデマ)とか、ホームと車体のとんでもない隙間に落っこちた人のおかげでtubeは駅をskipsしたり、double deckerは交通規制で路線変更はしょっちゅうあるので、ある部分「またか!」でおさまっていたけど、今回は明らかに爆弾テロで30名以上の人が亡くなっている。テロの本質を考えると、チンパンジー(ブッシュ)の一人よがりな自由とか民主主義の考えが生み出した負の遺産。ブッシュの任期が終わるまで、我々はテロの恐怖につきあわなくては「何故」いなくちゃならないのですか?


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我が香港フィルの芸術監督エド・デ・ワールトは今週来週と読響の演奏会で日本のみなさんに素晴らしい音楽を披露していることでしょう。彼の手兵香港フィルの2005/2006シーズンについてばってんの香港フィル日記に紹介させていただきました。読響でデ・ワールトに堪能された方、香港にお越しください。今シーズンだと7月にまだデ・ワールトの演奏会があります。ホルストの「惑星」やマーラーの5番が彼の指揮で聴くことが出来ます!!!演奏前にはちょっと飲茶なんぞもお楽しみくださいませ(観光案内スポット紹介は勘弁してね)。

ところで前回ジュリーニ追悼の記事にたくさんの方がトラックバックやコメントを頂きましてありがとうございました(2chにも紹介されたようで・・・)。いつもは路地裏の居酒屋でボソボソと文句たれているオッサンみたいな感じでblog書いていたのに、数日間から(ぼくとしては)ビックリするようなアクセス数!改めてジュリーニの偉大さ、そしてそんな彼を失ったことの大きさを実感しました。


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今から20年以上前、彼のレコードに心底感動していました。そして23年前、ロスフィルを連れて久々の来日を果たしたのです。偶然にも彼の誕生日(5/9)にその来日公演で日本にいらしたので、招聘元の中部日本放送(CBC)宛に彼にバースデーカードを送りました。すると・・・・・。
"This is Giulini. Thanks for your birthday card"とうちに直接本人から電話がありました。当時浪人中だったぼく、最初に彼に発した言葉は"Really!? Are you Giulini???"今ほど英語がしゃべられなくて、彼に何を話したか、殆ど覚えていなかったけど、とにかく完璧に舞い上がってしまいました。そして幸運にも彼とは名古屋で直接お会い出来、これまた何をしゃべったかわかんないけど、素晴らしいジェントルマンを感じました。後日CBCの方からお話を伺ったのですが、その方から「今までいろんな音楽家の方とお会いし、接する機会がありましたが、マエストロ・ジュリーニさんほど音楽に真剣に対峙し、全く欲得の無い方に接したことはない」とおっしゃっていました。来日中、ある音楽家の方がマエストロにピアノ演奏を聴いてほしい、と言われたため、演奏会の合間を縫ってピアノ演奏を聴かれたそうです。演奏後、ピアニストの方がお礼としてマエストロに時計を差し上げたところ、「私は演奏を聴きに来たのであって、時計を頂戴するためにきたのではない。しかるべき条件で演奏会のギャラなどいただいているので、それで十分だ」と言ってお断りしたとのこと。実は名古屋でマエストロとお会いした際に、ぼくからもおみやげを差し上げたのですが、後日CBCからぼくのおみやげも返却されてきました。CBCの方が「日本人としては贈り物をお返しするのは、よろしくない」とマエストロに説明したそうですが、同じように演奏会を聴いていただけるだけで十分、それ以外のモノを受け取るわけにはいかないと、かたくなに固辞されたため、CBCからはお詫びのコメントが添えられて返却されてきました。

マエストロの音楽、まさしくこの崇高なこころざしが演奏にあらわれていると思います。画像に載せたのは名古屋でお会いしたときに頂いたサインです。

音楽の伝導人ともいえるマエストロに合掌。


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かたや現役時代マスコミへの問いかけにもボソボソッと答えるだけ、今となっては週刊誌にベラベラと内情を臆面もなく喋る元横綱(弟)、かたや現役当時は勝っても負けてもインタビューには結構コメントはしたものの、ファミリーの内紛にはあえて多くを語らない元横綱(兄)、さて世の中の軍配はどちらに?


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週末、香港そごうにある旭屋書店で韓国朝鮮関連の文庫本を3冊買った。だいたい土日のいずれかには旭屋書店に行くのですけど、ここのところあまり気に入った本が無かったので、久々の収穫。買った本というと、こんなもの・・・。

わが朝鮮総連の罪と罰 韓 光煕 (著)
姜尚中にきいてみた! 姜尚中(著)
平壌ハイ 石丸 元章 (著)

別に同じようなジャンルの本を買おうと思っていたわけではないんですがね。それにしても一体全体ばってんはどんな事に興味があるのかわからん!と思うでしょうね?ん、たしかにそう。まぁちょっとした(ある意味)南北朝鮮政治関連のブームというのに乗っかかっているフシはありますね。でもこの手の本は結構興味があって以前から読んでいたんで、今に始まったことでは無いんです。それに今は北朝鮮=コワイ、不気味が一般的な感じられ方だけど、今から30年以上前は北朝鮮より韓国の方がヤバイ国と思われていた。時の韓国大統領朴正煕、当時はとんでもない独裁者と言われていたけど、漢江の奇跡という歴史的事実から、彼の見直しが現在進んでいるのは紛れもない事実。彼の軌跡を辿るには少々朴大統領に対して好意的に書きすぎているフシは感じられますが、朴正煕 韓国を強国に変えた男を読めば、彼の一貫した祖国への想いが時として敢えて強硬な手段に訴えざるを得なかったことを読みとることが出来ます。

姜先生の在日韓国朝鮮人の立場から、韓元朝鮮総連幹部の立場から、石丸氏というある意味おちゃらけた気持ちで北朝鮮を旅した立場からそれぞれ北朝鮮を見るというのも面白いかと思って、これらの本を買った次第です、はい。読後の感想を書くのはたぶん無いと思うんで、気になった方はご自分で読んでみてくださいね。


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1996年12月より香港在住
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