香港からブツブツ
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スラトキンが音楽監督をつとめていたBBCSOとプロムスで演奏された展覧会の絵。
ラヴェル編曲でもなく、ストコフスキー編曲でもなく、種々な作曲家がムソルグスキーのこのピアノ曲をオーケストレーションした曲を取り混ぜて演奏したもので、結構興味深かったのですが、今回NAXOSから現在音楽アドバイザーをつとめているナッシュビルSOとのライブCDがでました。 展覧会の絵の前にカップリングされていたのがリストのピアノ協奏曲第1番。 ピアニストは南京生まれの弱冠16歳の龔天鵬(ペンペン)。 一見どっかのボンボンみたいな顔なんで、「小僧のくせになかなか上手にピアノ弾くな」って思う程度を想像してたのですが、彼の演奏には本当にびっくりこぎました、弾きっぷりは悪く言えば仰々しい、しかしこんな気負いの無いダイナミックな演奏はまさに19世紀の巨匠ピアニストのよう。ペンペン、是非注目(注耳?)です。なおNAXOSはご親切にも同社サイトで無料で全曲を聴く事ができますので、是非試聴してみてください。 展覧会の絵の後に収録されているアメリカ国家”星条旗”もききものです。日頃耳にしている”星条旗”ではなく、9/11の後、ワシントンナショナルSOから委嘱されたロブ・マテスが編曲された静かで少々厳粛な”星条旗”です。 そうそう、肝心の展覧会の絵ですが、ペンペンの驚きの演奏のおかげではっきり言ってかなり影が薄いです。なおBBCSOとの録音とは冒頭のプロムナードを編曲した人がBrywee EllisonからD.Wilson Ochoaから変わっています(どっちもぼくは知らない作曲家です)が他はBBCSOと同じ編曲者です。展覧会の絵だけだったら、BBCSOとの録音の方が良いですね。ナッシュビルのオケも合唱団も表現力はイマイチ、一方BBCSOの方はオケも合唱団もプロムスの会場のアルバートホールでの聴衆の盛り上がり方もgood。ですんで、このCDはペンペンのリストを聴くためにお買い求めください。 それにしてもランランやらペンペンやらパンダのような名前の中国人ピアニストが席巻していますよね。これからもとんでもないピアニストが出てくるのかな? PR
無題
dokichiさん
BBCSOネタだから恐らくツッコミ入るかな、って実は思っていました。オケと指揮者との関係ってあんまり良好だと、観衆にとってはろくなことがないんで、それはそれで良かったんでは?と勝手に解釈しています。
バースデーライブですから・・
こんにちは。ばってんさん
展覧会の絵のライブCD持っています でもこれは、正直プロムスのライブの放送の 音源の方が本当はもっといいんです! (ラジオ3の生中継の音源ね) 演奏が始まる前に彼のレクチャーがあって 演奏後には、あのRAHでハッピバースデーの 演奏があったんですから (その日は、スラトキンの60回目の 誕生日だったので) 正直微妙・・の関係だったと思う両者の 関係ですがこの演奏は好きですよ
闇鍋展覧会
”闇鍋展覧会”、これ使わせてください!
BBCSOもナッシュビルSOもライブCDなんだけど、ナッシュビルの方は何も感じられなかったっす、指揮者は一緒だし、演奏時期も何10年も離れている訳じゃないのに。 一方ペンペン、16歳の僕だから勢いもあるでしょうし、よろしんじゃ?ランランの若い頃(今も若いけど)はもっと飛ばしてたもんね。
おお!
たまたまさっきNMLで聞いたばかりなんですよ!スラットキンの闇鍋展覧会が聞きたくて。
やっぱりちょっと雑な気はしますけど音がなかなかいいですし、何よりも思いっきりがいい! ちなみにナッシュヴィルの闇鍋展覧会もBBCの方を知らないのでかなり楽しめました。でもBBCの方が凄そうならそっちにしようかなとも思っていますが・・・ |
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