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香港からブツブツ
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ロンドンでテロがあった。ぼくはロンドンは好きな町でヨーロッパに行くときはたとえ宿代が高くても、(シラク首相が言うように)ろくな料理が無くても、必ず寄りたい都市。最高の音楽が絵画がそしてミュージカルが楽しめるので、ロンドンはぼくにとって決して外せない街。確かに毎日のように爆弾予告があって(たいていはIRAを語ったデマ)とか、ホームと車体のとんでもない隙間に落っこちた人のおかげでtubeは駅をskipsしたり、double deckerは交通規制で路線変更はしょっちゅうあるので、ある部分「またか!」でおさまっていたけど、今回は明らかに爆弾テロで30名以上の人が亡くなっている。テロの本質を考えると、チンパンジー(ブッシュ)の一人よがりな自由とか民主主義の考えが生み出した負の遺産。ブッシュの任期が終わるまで、我々はテロの恐怖につきあわなくては「何故」いなくちゃならないのですか?


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今から32年前の1973年1月20日、ニクソン大統領が2期目の就任演説をワシントンで行いました。その前夜祭で、ニクソン大統領就任を祝うコンサートがオーマンディ指揮フィラデルフィアOrch.がケネディーセンターで行われましたがその同じ頃、長引くベトナム戦争に反対する無料コンサートが大雨の中、ワシントン大聖堂で開催されました。集まった観衆は1万人を越え、大聖堂に入りきれない人たちは傘を差しながらスピーカーでその演奏を聞いたそうです。演奏したのはニューヨークフィルの有志、指揮はバーンスタイン、曲はハイドンのミサ曲「戦時のミサ」。ニクソン大統領2期目の支持率が51%、不支持率が37%、そしてブッシュ大統領の2期目の支持率が52%、不支持率が46%というのに、そのような良心に訴えかけるような演奏会は行われませんでした。テロ防止という名目で、自由の国アメリカの声が封殺されました。残念なことです。演奏会の翌日、バーンスタインは戦時のミサを録音しましたが、画像に載せたのがそのLPジャケット。そしてこの話を漫画に描いた人がいます、手塚治虫。バーンスタインが来日した時、バーンスタインは手塚治虫の漫画を見て、たいそう喜んだそうです。短編漫画集”サスピション”の中の「雨のコンダクター」がそれ。楽天のダウンロードサイトで、この作品を読むことができます(有料&Winのみ)。


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アメリカの週刊誌TIMEが今年の大馬鹿息子、題してぱぁそん・オブ・ザ・イヤー(ぱぁson of the year)としてブッシュ大統領を選びました。当代随一の馬鹿息子として選ばれ、パパ・ブッシュも鼻高々のことでしょう。あぁーいやだいやだ・・・。


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CROSS WALKとか言う聞いたこともない組織からメールが来た。
題してImportant Crosswalk Message from President Bush (ブッシュ大統領からの大事なCrosswalk へのメッセージ)。少々長いですが、全文紹介します。

Dear Hiro,
Tomorrow is the most important election of our lifetime and I'm asking
for your vote.

In these times of change, some things don't change, the values we try to
live by -- courage and compassion, reverence and integrity. And, we
support the institutions that give our lives direction and purpose --
our families, our schools, and our faith.

We stand for a culture of life in which every person counts and every
being matters. We stand for marriage and family, which are the
foundations of our society. We stand for the appointment of federal
judges who know the difference between personal opinion and a strict
interpretation of the law.

I'm asking you to stand with me by voting tomorrow and encouraging your
family and friends to vote. You can even get your voting location with a
map and directions by going to www.GeorgeWBush.com/Vote.

My opponent's words on these issues are a little muddy, but his record
is pretty clear. He says he supports the institution of marriage, but he
voted against the Defense of Marriage Act. He voted against the ban on
partial birth abortion. One time he called himself the candidate of
conservative values, but he has described the Reagan years as a period
of moral darkness. There is a mainstream in American politics, and my
opponent sits on the far left bank. He can run from his record and
views, but he cannot hide.

This election will also determine how America responds to the continuing
danger of terrorism. The most solemn duty of the American President is
to protect the American people. If America shows uncertainty or weakness
in this decade, the world will drift toward tragedy. This will not
happen on my watch.

All these choices make this one of the most important elections in our
history. The security and prosperity of our country, the health and
education of our citizens, the retirement of our seniors, and the
direction of our culture are all at stake. The decision is in the best
hands because the decision belongs to the American people.

www.GeorgeWBush.com/Vote

We've been through a lot together. We've been through a lot together in
the last years. Because we've done the hard work of climbing that
mountain, we see the valley below. We'll protect our families. We'll
build on their prosperity. We'll defend our deepest values. We will
spread freedom and peace. And as we do, America will be safer here at
home.

Four years ago, I made a pledge that if you honored me with this office,
I would uphold its honor and the dignity. With your help, I will do so
for four more years.

May God bless you and continue to bless America.

Sincerely,

George W. Bush

P.S. Please stand with me by voting tomorrow and forwarding this
message to at least five friends. Encourage them to go to
www.GeorgeWBush.com/Vote to get their voting location along with a map and directions.

まあごちゃごちゃ書いていますけど、内容はいたずらや冗談では全くないです。選挙に行って俺に投票してくださいね、投票所わかんなかったら、ブッシュのサイト覗いて調べてください、なんてこと書いています(ちなみにブッシュのサイトはアメリカとカナダの一部以外からは見ることは出来ません。アクセスが多くて混んでいるのではなく、アクセスを数日前からブロックしているそうです。一方ケリーのサイトは楽々みられます)。それにしても文頭にあるHiro、これって僕の本名の一部、なんでわかっているんだろう。それに送られてきたアドレスって、Macを使い出してから殆ど使っていないhotmailなのに。今までぼくのBlogを読んでくださっている方は、ぼくがどんだけブッシュ嫌いなのかはご存じのはず。そんな人に送って、そして何より香港に住んでいるぼくに投票しろ!ってどういうことですかね?こんなメールが届く位ですから、相当危機感を感じているんでしょう、コレは。因みにCrosswalkってのを調べてみるとキリスト教福音派の一派のようで。わたしゃそんなとこにメールした覚えなどないゾ!!!

ご参考までに
www.whitehouse.org
ホントの事を語っている偽のホワイトハウスのサイト

www.whitehouse.gov
ウソばっかり言っている本当のホワイトハウスのサイト


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イラクで日本人が殺されました。もちろんこの報道を知らない人なんていない位ショッキングな出来事だけど、どうなんでしょう、みなさんの印象はやはり?。たったUS$20の所持金で、そしてどうも釈然しない動機でイラクの国境を越えてしまった彼の行動に、賞賛の声はあがることはないでしょう。彼は彼なりの意志でイラクの地に足を踏み入れて、こんな悲惨な結果に陥ったけど、そんなにみなさん彼や彼以上に襟を正して真っ当な生き方してます?数少ない情報を見た限り、彼の行動には正直戸惑いを覚えますが、彼や彼の周辺の人たちを揶揄するだけの相当な理由がある?彼には両親も親類もいるし、友人もいるし、つきあったかも知れない彼女、彼のことに好意を持っていた女の子、バイトで知り合った人、学友達がたくさんいるはず。自分の知っている人がいかなる理由であっても、”死”を迎えることに対して、もう少し自分の目線で感じることができないのか?と感じました。”死”という現実にもう少し冷静な目を見ることで、彼の死の本質を感じ取れれば、と感じました。イラクは以前からそんなにヤバいところでした?いつからこんな混沌とした雰囲気になりました?こんな混沌とした世界を続けるのか、少しはマシな環境になるのか、あと数日でその答えはでるかと思います。

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以前から見たいと思っていた映画フォッグ・オブ・ウォーがDVDで見た。香港で買ったモノなのに日本語字幕付(でもリジョナルコードは3)、こういう映画はやはり日本語があるとわかりやすい。この映画について殆どの方はご存じないでしょうが、実は2004年度アカデミー賞ドキュメント部門で賞を得、日本でもちゃんと劇場公開されています。ストーリーはケネディ、ジョンソン両大統領当時の国防長官をつとめたロバート・マクナマラが現在80歳を越えて過去を振りかえり、日本各地への大空襲、キューバ危機、ベトナム戦争になどについてインタビュー形式で語るといったもの。こんなものわざわざ映画にしなくても、と思うかもしれませんが、歴史の真っ直中にいた人でしか知れ得ない事実、当時の判断に対する葛藤、過去を振り返りこれからの教訓としていかに活かされるべきかなど、非常に価値のあるものでした。国防長官マクナマラへの評価については全く両極端な意見がでていますが、この映画を見てもそのことは納得できるかと思います、関心をもたれた方はどうかご自身で判断いただければと思います。

ぼくは未読ですが彼の自叙伝マクナマラ回顧録 ベトナムの悲劇と教訓というのもあります、ご参考まで。


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イギリスの雑誌PRIVATE EYE最新号の表紙です。この手のギャグ、好きだなぁ。


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一部日本でも報じられていますが、これまでのケリーとのdebateでブッシュが無線機を使ってだれかからアドバイスをイヤフォンで聞きながら受け答えをしていたのでは?とワシントンポストやニューヨークタイムズ(2社ともこのニュースはサイト内に有りますが、あらかじめ両社に皆さんが登録しないと読めないので省略)、そしてCNNが一斉に報じました。詳しくは横の写真をクリックしたらよく見えます。もしかしたらホワイトハウスが言う通り、背広のシワかも知れない。しかしそもそもこんな話が出て、あまり疑問を感じさせないところに、ある意味ブッシュの凄さを感じます。debate関連で極めつけはコレ。偽物ってわかっていても激しいスペル間違いや幼稚なイラストなど、思わずこんな程度なんだろうな、って頷いてしまいます。さーてdebateも余すところあと一回。背中に何かしたためて出席するわけにもいけませんから、今度こそブッシュのトンデモ発言(彼にとっては本音)が聞けるかもしれません。いよいよ選挙の行方がオモシロクなってきましたゾ。


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まず最初に、良い子とアダルト関連の話題がお好きでない方、ここで退場していただいた方がいいかも。タイトルに書いているのは朝日新聞のサイトからです。大統領選挙の行方っていろんな業界にも波及しますが、こんな世界にも影響があるんですよ。概して共和党政権になると、この手の世界への締め付けが厳しくなり、民主党になると緩くなります。愛国法というとんでもない法律をブッシュ政権は作りましたが、こんな戦前の日本の国家総動員法のような時代遅れな法律を作る保守派の人間の神経を疑いたくなりますね。ところで「ポルノ・フォー・ケリー(ケリーを支持するポルノ)」って作品、気になるでしょう?実はこの作品を紹介する独自のサイトがあります。サンプル動画もあるけど、よい子は勿論の事、日本のみなさんは観ちゃいけないよ、って内容です。そういう内容なんで悪いけど、ぼくからはとてもそこのサイトアドレスは書けませんよ。ご勘弁ください。どうしても見たい人、はい ↑ どうぞ。


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先日のブッシュvsケリーのテレビdebateでケリーの支持率が上がったとのニュース、ある意味当然といえば当然ですが、米語があまりわからないぼくにも一目ケリー優勢だなっと感じました。ブッシュのそわそわした表情がやはりアメリカの視聴者に伝わったようで。ケリーの民主党は早速そわそわ顔FACE OF FRUSTRATIONなんてコーナーを民主党のサイトに用意していました。テレビdebateでもっとも有名だったのはニクソンvsケネディ。ディベート前には当時アイゼンハワー大統領の副大統領だったニクソンが絶対有利だったのですが、ハンサムで若く、身だしなみのよかったケネディが12万票と僅差でニクソンを破ったのは有名な話。一説によるとニクソン候補のネクタイが少しゆがんでいたのが、敗因の大きなポイントだったとか。そんなケネディ、就任から僅か1,000日でしか大統領ではいれませんでしたが、その間に彼が議会やアメリカ国民、そして世界中の人たちに向けて伝えた演説や書簡の一部がこの中公文庫の「ケネディ登場」に収められています。膨大な犠牲を払った二つの大戦後、貧富の差、イデオロギーの違い、肌の色の違い、ヨーロッパとアメリカの対決、そのような問題山積の中で、理想と夢を追い続けたケネディ、そしてケネディのブレーン達、その多くが30代から40代でした。彼等が草稿した文章、気品と自信、そして何よりも果てしない夢と理想に満ちています。


ケネデイの弟ロバート・ケネデイは兄JFKが大統領に就任した時は僅か36歳。彼は司法長官として兄と共にホワイトハウスに入りました。そしてキューバ危機。当時のことをロバート自身が書き記したのが同じく中公文庫の「13日間」。映画サーティンデイズ(13days)を見られた方も多いので、詳しくは省略しますが、ケネディ兄弟、そして40代半ばだったマクナマラ国防長官たちがいかに老獪な軍部たちの意見を冷静に見極め、戦争を避けることが出来たか、この11/2に投票されるアメリカ大統領選挙を前に、是非一読頂きたい2冊です。JFKもロバートも共に銃弾に倒れるなど、当時誰もが想像しなかったことでしょう。歴史に「もし」という言葉はタブーですが、もしこの二人が銃弾に倒れることなく活躍をしていたら、世界は相当異なっていたのでは?と思うのはぼくだけでしょうか?


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半導体商人
自己紹介:
1996年12月より香港在住
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