香港からブツブツ
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シンドラーのリストがようやくDVDで先日発売されました。さきほど家でDVDを見終えたところです。シンドラーがなぜユダヤ人を助けようと奔走したのでしょう?これについては未だに疑問ですね。今日映画を見てて感じたのは、シンドラーは一流のビジネスマンでなかった事、それが今となって少しわかったような気がしました。彼が戦前成功し、戦後失敗したのか、それは戦前の相手はナチ高官たち、彼らは戦時下では特権階級。しかし仕事は上の命令で動いているだけ。そこには損得勘定や今後のビジネス展開など考える必要もなく、淡々と業務を遂行するのがポイント。一方戦商といわれる者たちは戦争をテコに巨財を築き上げます。そんなねたみを巧みに利用したのがシンドラー。戦後失敗をしたのは、相手は軍人でも役人でもなく同じビジネスマン、丁々発止で交渉するのは相手はお手のもの。そういった才能はシンドラーにはなかったのかもしれません。ビジネスマンである前に人間的であったのでしょうね、彼は。ところでDVDの付録にある生存者たちの証言、これは映画以上にいろんな発見をさせてくれます。何事でもそうですが、今回で言えばユダヤ人虐殺、これほどの蛮行をナチス単独でが行えるものではありません。ポーランドでもハンガリーでもチェコでも非ユダヤ人たちの理解と協力なくしては成し遂げられないということです。無関心や根強い偏見など、これらが600万人にも及ぶユダヤ人虐殺を引き起こしたのだと考えます。たった60-70年前に起きたことなのですが、人間は全然学ぶことを知らないようです。ソマリアでもカンボジアでも虐殺はつい数年前に起きています。
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