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指揮棒が手に突き刺さり指揮者降板
23日夕、東京・渋谷のNHKホールで行われたNHK交響楽団の定期演奏会で、指揮を務めた同楽団音楽監督のウラディーミル・アシュケナージが演奏中に負傷し、後半のプログラムを指揮できなくなるアクシデントが発生した。

 負傷したのは、1曲目のチャイコフスキーの交響曲第3番の最後を指揮していた時で、右手に持った指揮棒が左手に突き刺さったもの。楽団関係者によると、指揮棒の先から約5センチが手のひらに突き刺さった状態のまま取り出せなくなり、そのまま病院に急行。本人は「治療が終わり次第、指揮を続けたい」と希望したが、ドクターストップがかかったこともあり、無念の途中降板となった。後半のチャイコフスキーの交響曲第4番は、ソロ・コンサートマスターの堀正文がバイオリンを弾きながら指揮する変則スタイルで演奏。なお、24日の公演は予定通り行われる見込みという。

以上スポニチのサイトより。

こんな事ってあるんですね。指揮台から落っこちながらも指揮を続けた山田一雄先生とか、ピアノを弾いている内にそのピアノがゴロゴロ動きだし、挙げ句の果てには舞台からピアノが落下したレニー(イスラエルで演奏したラプソディー・イン・ブルーかラヴェルのピアノ協奏曲だったはず)とか、アクシデントは起こるモノですが、演奏するのも結構危険な商売なんですね。

それにしても指揮者アシュケナージってのは、なんですけど、どういう訳で指揮者になったんでしょうかね?おまけにどうしてN響の音楽監督になんてなったんでしょうね。以前彼のマーラーSym.7をチェコ・フィルとの演奏で聞きましたが、まあ悲惨な演奏でした。ブンスカブンスカただ音が鳴っているだけ。ピアニストとしてはショルティと録音したベートーヴェンのピアノ協奏曲集とかプレヴィンとのラフマニノフピアノ協奏曲2番とか素晴らしい演奏したのに。誰が彼に指揮棒を触らせたんだ!!!

なお写真はアシュケナージから21年前にもらった手紙です。


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