香港からブツブツ
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中国はコピー商品天国。コピーったって単に有名ブランドの時計やかばん、コンピューターソフトや映画のDVDだけじゃない。タバコも食料品も、免許証も警官の制服も、ありとあらゆるものがコピー品として出回っている。コピー品だからもちろん安くて手に入るけど、品質などはあてにならない。これだけコピーが出回るのは、技術の進歩や商品自体がコピーしやすいものが多いこと。そしてコピー品と正規品の価格差があまりにあるから、少々品質が悪くてもコピー品に流れてしまう、というのがわかったようでわからない理由の一つであることは確か。
それなら正規品をお安く販売しましょう!ってことでしょうか、このところ中国でポリグラム系の正規品クラシックCDが、出回りだしています。試しに買ってみたたけど、明らかにディスクの作りがしっかりしているし、ブックレットの装丁もきれい。 ところで、購入したCDのうち、ランランの分は本人やゲルギエフのインタビューなどが入ったDVD、そしてジャケットと同じデザインのポスター付き!DVDはいいけど、ピアノを弾くほりえもんみたいなランランのポスターはちょっとねぇ〜。 ランランの演奏、お聴きになっていない&ご覧になっていない方はこちら。 いやいや、こうもりといえばやっぱりこれだよ!って方にも特別サービス♪ PR ![]()
無題
春のセブンスを見ずして、香港を離れる事なかれ!
個性派揃いで楽しい香港フィル
リーチュアンユンを生体験できたことは私にとっても香港での最高の想い出の一つになりそうです。もっとも、今回で3回目の香港フィルの演奏自体がとっても印象深いものばかりなのですが。
この日改めて感じたのですが、管楽器に個性的なメンバーを揃えているのが香港フィルの魅力の一つではないかと思います。美女が並んだフルート(この日は3人!)、喋らせても面白そうなオーボエ、エドもびっくりのコメンディアン・チューバ、印象的なソロを聴かせてくれたホルンなどなど。そして、私のお気に入りとなったクラリネット。 多国籍軍でもある香港フィルは、響きの均質性を求める向きには物足りないのかもしれないけど、日本のオケにはない爆発力を秘めていると思います。ベクトルが合えばとてつもない演奏をしでかしてしまうといったような。9月上旬に帰国しなければならないのが本当に残念です。 追伸 昔々ラガーマンだったこともあるのですが私もラグビー狂です。秋のシーズンの土日は殆どラグビー場で過ごし、拙HPに大学ラグビー(ちょっとマイナーなグループです)の観戦記を書いたりもしています。
リーチュアンユン
いや、本当に参りました、リーチュアンユンの演奏!おそらく一生の思い出になるような強烈な印象です。ぼくは衝動買いでDVDを買いました。あの演奏する姿が見たくてね。
実は昨年のHKPOのプレスコンフェレンスの時、彼も同席していたのですが、顔を見た時、「なんやねん、このジミー大西は?」ってのが最初の印象。それから映画「北京ヴァイオリン」を見たら、彼が出演してて、アレ?こいつなんやねん?ってのが二回目の印象。そして土曜日「こいつホンマになんやねん!!!???」って感じ。6/28 午後2時からRTHKで土曜のコンサートがon airされますよ。
中国パワー恐るべし
ばってんさん、こんにちわ。昨日香港フィルのコンサートで聴いたバイオリンの李傳韵(Li Chuanyun)もすごかったなと思いつつ読ませていただきました。彼の風貌の影響もあるのですが、まるで格闘技を見ているような不思議なクラコンでした。バイオリン協奏曲の場合は座って弾くとピアノやチェロと違って格闘的要素は大きいと思います。曲も仕掛けがいっぱいあるチャイコフスキーだし。でも、彼のはひと味違う。圧倒的な存在感が聴衆を魅了していたように思いました。衝動買いでその場でCD(中国製)を2枚買ってしまいましたが、愛聴盤になりそうです。こんな人、日本の正規の教育システムでは出てこないかもしれない。クラシック音楽界でも日本は中国パワーの脅威に晒される日が近いのでしょうか。
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