香港からブツブツ
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クーベリークのドキュメントDVD MUSIC IS MY COUNTRYを見た。バイエルン放響やウィーンフィルとの演奏風景などがふんだんに盛り込まれているが、このディスクの見どころは何と言っても人間クーベリークの生き様。朴訥すぎるまでの音楽、人生、自由、祖国チェコに対する想いのひたむきさに気が付く事でしょう。その姿はまさしく神々しいばかり。ぼくの好きな指揮者のチェリビダッケやバーンスタインといった「濃いぃ系」とはクーベリークは一線を画する指揮者と思われがちですが、確固たる信念を以て生き続けたクーベリークの強靭な信条にふれて感動を覚えました。
DVDを見るまで実は知らなかったのですが、1991年チェコフィルとの来日公演がクーベリークにとっては最期の演奏会であったんですね。ぼくは大阪公演を聴きました。感動とかそういったものをこえた、とてつもない体験をしました。しかし日本公演の後、体調を崩したため、静養のためにオーストラリアに行ってものの、さらに悪化をしたため自宅のあるスイスに戻ったこと、その数年後帰らぬ人となってしまったことをクーベリーク未亡人が語っていました。こういう事実を聞かされると、もし高齢をおしてまでわざわざ日本にまで来て頂かなかったら、彼はもう少し長く活躍できたかもしれないと、複雑な心境になりました。掲載したCDジャケットは先日発売されたクーベリークの東京公演、そう生涯最期の演奏会の貴重な録音です。 PR |
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