香港からブツブツ
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海外盤の新譜はたいてい香港より日本の方が早くリリースされるけど、Profilはなぜか香港の方が早い。そんなわけで先日お知らせしたヴァントのブルックナー、そしてコンドラシンのショスタコ4番、早速getしました。HMVのサイトによる録音日情報とCDの説明書に書いてある内容がちょっと違ってて、ブル8と未完成、共に13-16/Sep, 2000ってなっています。つまりこの2曲の演奏会の4日間を編集したようで。海賊盤ではすでにこの演奏会はリリースされてて、以前から伝説の名演奏だったそうですが、ぼくは海賊盤を聴いていないので、今回のProfilが初めての体験。いやぁ〜素晴らしいね!ベルリンフィルとの録音はなんか腕っこき集団の小手先ブルックナー演奏みたいだったけど、ミュンヘンフィルとのは芯からブルックナーを演奏している。チェリの薫陶に培われたミュンヘンフィルにヴァントの確固たるブルックナーへの信念が加わって、凄いブル8になっています。フィナーレの後、12秒間もの沈黙、そして嵐のような拍手。現場ではどんな世界があったのでしょうね。
ヴァントもさることながら、今回のProfilでビビりまくったのはこれ。コンドラシン&ドレスデンシュターツカペレのショスタコ4番(ドイツ初演23/Feb 1963)! 世界初演(モスクワ)が1961年12月30日、その翌年にはメロディアに4番を手兵モスクワフィルと録音していて(最近出た全集、コレも買うべし!です)、空前絶後の名演奏ですが、このドレスデンにおけるドイツ初演ライブは初演から僅か1年数ヶ月後の演奏なのに、コンドラシンは客演においても見事な演奏を果たすほど、この作品を手中に収めていたことを実感します。激しさはモスクワフィルだけど、完成度の高さはドレスデンシュターツカペレの方かも。 PR
フランス物
ヴァントの生演奏、結局聴けずじまいで心残りいっぱいです。
ベルティーニさんですが、マーラー全集が出るまではフランス物を多く録音していました。ORFEOにはラヴェルとかドビュッシーとか。若い頃にはスウェーデン放響とドビュッシー録っていてて、 これがいいんですよ、演奏~♪ アルゲリッチのラヴェルpfコンチェルト、本人もお気に入りの演奏会だったようで、海賊盤(Topazzio)が出るのを知って、ちょーだいって僕にねだられて、彼に差し上げたんですよ。
無題
ヴァントはベルリン・フィルとの演奏が技術的に優れているだけじゃん、これがなぜ世評が高いの?批評家はほめるの?と思った人は聴くべきCDもしれませんねーといいつつ実は自分に言い聞かせてたり(汗)
―いままでヴァントを聴いてきていまいちぴんとこないというか― ところでアホなことを聞きますが7月4日のの注目CDですがベルティーニってフランスものが得意なんでしょうか(汗)だったらフランスもの大好きな私はぜひ聴かねば。いずれも定番な曲ばかりですがラヴェルの協奏曲はなんとアルゲリッチとの演奏なんですね。 |
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