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香港からブツブツ
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以前のDblogでエド・デ・ワールトとのインタビューをホームページに掲載するつもりでしたが、ばってんの香港フィル日記の方に載せました。是非覗いてください。

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Dblogを別に設定しました、題してばってんの香港フィル日記。ここでは香港フィルによる演奏会の印象をつらつら書き連ねますんで宜しくお願いします。で、早速今晩の演奏会について書かせていただきました。覗いてくださいねぇー。後日香港フィル関連のページもオープンする予定です。こちらもヨロシク!

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今日、ワールトにインタビューしてきました。それに先立ち、リハーサルも少し聴いてきました。曲はアイヴスの「答えのない質問」。今まで香港フィルでは聴いたことないような繊細でふくよかな弦の響き、すでにワールトのカラーに香港フィルが染まりつつあります。インタビュー内容は来週あたりをメドに僕のホームページに掲載予定です。ちょっと日本の方に耳より情報をお伝えしますと、近い将来に読響&二期会&ワールトのコンビで”さまよえるオランダ人”を演奏するそうです。


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出会いがあれば必ず別れがくるもの。都響とベルティーニさんとの演奏も5/30のマーラー9番でお別れが来てしまいます。すでに4/24のDblogでは書かせていただきましたが、都響音楽監督として彼が指揮するのはこれが最後。今後彼が都響を指揮するのかは不明ですが、いずれにしてもマーラー9番を以てある意味での区切りが来てしまいます。京響の音楽監督だったムントも、コンセルトゲヴォーの音楽監督を長らくつとめたシャイーもなぜか最後の演奏会はマーラーの9番。すばらしい時代を築いた指揮者達が万感の想いで手塩にかけたマイオーケストラと最後をマーラーの9番で飾ることとなります。手元にプログラムがありますが1981年9月28日、都響との初共演で鮮烈な演奏を東京文化会館で行ったマーラー6番から23年、ベルさんとしても相当な意気込みでマーラーの最高傑作9番を指揮する事に違い有りません。個人的にも万感の想いで今月末の演奏にのぞみたいとおもっています。ある意味日本におけるマーラー演奏の一大ページェントとなるに違い有りません。是非ホールにて堪能してください。


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先日予告した通り、ワールトの記者会見に行ってきました。会見場所は世界のノッポビルでは5番目、もちろん香港では1番高いビルの2IFCの71階でした(ビル自体は90階まであります)。会見に先立ち、ジョン・アダムス作曲の"Short ride in a fast machine"が演奏されましたが、窓から香港が一望できるこんな高いところでプレーしたオケはあまりないでしょう(写真はその様子です)。記者会見では2004/5のプログラムの説明やワールトの香港フィルへの期待がのべられました。今年のプロで期待が寄せられるのは、演奏会形式のサロメ、そしてマーラーのSYM.1番と5番でしょう。マーラーについては今後5年間で全曲が演奏されます。そして今後ワーグナーの指輪全曲も予定しているとのこと。客演で驚いたのは4/11のDblogでぼくが絶賛した若手指揮者インキネンが3月に再登場することです。あさって木曜日はワールトとの単独インタビューが控えています。今日ワールトと会って少し話をしましたが、とても気さくな方でした。いろんな事を伺えたらな、って今からドキドキしています。


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すでにお知らせしましたが、来週香港フィルの次期芸術監督(今年9月より)になるエド・デ・ワールトとのインタビューを予定しています。ばってんとワールトとの独占(!)インタビューですので、正直ドキドキしています。なんとなく状況の流れでバーンスタインやクーベリーク、チェリビダッケと会話をしたことはありましたが、今回のようにちゃんとしたインタビューをするのは、尾高忠明さんやベルティーニさん、マダム・バルビローリ以来です。日本でのワールト人気の高さは、香港でも伝わっていますが、こんなことをワールトに聞いてほしい!ってことありましたら、是非コメントに書き込んで下さい。インタビューに先立ち、公式記者会見にも出席をしますので、ご遠慮なく。なお非公式情報ですので、今は明らかに出来ませんがなかなかスゴい話も耳にしていますので、インビュー後には貴重な内容をお届けできると思います。ご期待下さい!!!

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随分前から知っていた事ですが、ついに先日都響のアナウンスでベルティーニさんの都響音楽監督退任が正式発表されました。彼とはかれこれ20年来の知り合いで、音楽はもとよりいろんなことを学ばせてくれました。といってもぼくは音楽を専門で学んだわけでもなく、単なる音楽ファンの一人でしかなかったのですが、いつも優しく(とりわけ彼のマダムは)接してくださり、クリスマスには(ユダヤ教徒にもかかわらず)クリスマスカードを送ってくださり、東京で食事をご馳走になったり、神戸で震災があった時は当時神戸に住んでいたぼくにいろんな手を尽くして連絡をして安否を気遣ってくれたり、香港での生活を気にかけて下さったりと、ぼくにとってはまさしくイスラエルに住む第2の親のような存在でした。都響での演奏があるたび、チケットはすべてベルティーニさんが用意下さり、香港から演奏会に聴きに行くのがここ数年の事でした。どういった事情で都響を退任することになったのかはここではコメントを控えますが、とても残念な事です。このポートレートはぼくがまだ大学生だったときに彼に手紙を書いたときに添えてくださったポートレイトです。もちろん音楽監督最後の演奏会(5/30)には聴きに行きます。彼にとってもそして都響にとっても非常に特別な演奏会であることは間違いありません。機会があれば是非みなさんホールに足を運んでください。


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EMIのグレート・コンダクター・シリーズは放送局テープ起こしでビックリするような未公開収録モノが出てきますが、今度出るチェリビダッケのCDはもうたまりませんです!って作品がずらり揃っています
(以下HMVジャパンのサイトより転載)。
ニールセン:「仮面舞踏会」序曲[デンマーク国立放送管]
ベールヴァルド:風変わりな交響曲[スウェーデン放送響]
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」[ベルリン・フィル]
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」組曲[ロンドン・フィル]
ローゼンベリ:「マリオネット」序曲[スウェーデン放送響]
ティーセン:「ハムレット」[ベルリン放送響]
モーツァルト:交響曲第25番[ロンドン・フィル]
プロコフィエフ:交響曲第1番「古典」[ベルリン・フィル]
J.シュトラウスII:「こうもり」序曲[デンマーク放送響]
J.シュトラウスII:”アンネン・ポルカ”[デンマーク放送響]
J.シュトラウスII:”トリッチ・トラッチ・ポルカ”[デンマーク放送響]
J.シュトラウスI:”ラデツキー行進曲”[デンマーク放送響]
放送局モノはおそらくすべて初出。シュトラウスの作品はミュンヘンpoの大阪公演の際にアンコール演奏されたピッチカートポルカ、こんなに色彩豊かなピッチカートポルカは聴いたことない!という程強烈でしたので、特に楽しみです。待ち遠しい!!!


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急な予定が入ったり出張があったりで1月以来久々に香港フィルを聴きに行きました。予定の指揮者は尾高忠明さんだったのですが、急病のために替わって1980年フィンランド生まれのピエタリ・インキネンって指揮者が振りました。尾高さんとは数年前香港フィルを振られた際、香港の日本人向け週刊新聞のインタビュー記事を僕が書いたので、その関係で昨年12月大阪フィルを振った際に「春には香港でまた再会しましょうね」ってお話をしていたのに、残念・・・。代役のインキネン、演奏前に香港フィルのサイトで確認したところ、ヴァイオリニストとして数々のコンクールに入賞、また指揮者としても活躍し北欧の有名オケを指揮しているそうです。今晩のプログラムはフィンランディア、ブラームスのダブルコンチェルトとショスタコヴィッチのSym.5。ダブルコンチェルトはソロイストがいまいち(香港フィルのトップ)だったのですが、フィンランディアとショスタコは非常にすばらしかったです。旋律やテンポの陰影に富んでいて、くすんだ響きの作りは20代の演奏とはとても思えませんでした。とりわけショスタコの5番は3楽章以降は緊張感がみなぎり、固唾をのんで演奏に聴き入りました。最初は二足の草鞋(わらじ)みたいな音楽家か、と思っていましたがどこかでブレイクする可能性を秘めています。注目ください。なお日本にはヴァイオリニストとして来日をしているようです。


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今日は聖金曜日、つまりキリストが十字架にかけられた日です。香港や主なアジアの国々、そして欧米や南米はイースター休暇でお休みです。日本は神の国ですからお休みじゃないですね(こういう発言をしたお気楽な総理いましたな)。クラシック好きの方でしたら、よくご存じのメンゲルベルグの「マタイ受難曲」を今日は聴いてます。演奏されたのは1939年の聖金曜日、ナチの恐怖がヨーロッパ中を席巻していた時の頃です。メンゲルベルグのこの頃の演奏はニューヨーク時代とは異なり、ロマンチックというか甘ったるいものが多いですが、このマタイはとても人間臭い演奏です。オケもメンバーも独唱者も迫りくる恐怖に怯えながら、痛みや苦しみを抱きながら、感動的な演奏してます。そこには理屈などないです。それにしても60年前も今も戦争やテロの恐怖に怯えながら我々は日々を過ごさないといけない、本当に情けないですがこれが現実です。


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いろんな作品をよくも飽きずに毎日聴きますね、とよく言われちゃいますが、好きで毎日聴いているわけじゃ、あります。そういえば今日は帰ってきてすぐにロンドンSO&デイヴィスのライブCD「新世界から」を聴き、そして今はデイヴィスのモーツァルト39&40番を聴いています。現存する指揮者(巨匠亡き今)でもっともぼくが好きな指揮者といえばこのデイヴィス、そしてベルティーニ。昨年ユニバーサル クラシック文庫[サー・コリン・デイヴィス編]で若きデイヴィスの名演奏が一挙に販売されましたが、その中でも出色なのが34歳の時に録音したこの39&40番。こんなに自然でしっとりとしながらも躍動感のある演奏はめったに耳にする事は出来ません。彼の演奏は40年以上前も今も変わらないなぁ、としみじみ感じました。このモーツァルト以外にもベートーヴェンの7番や8番も素晴らしい演奏です。在庫が切れると当分目に(耳に)することが無いと思いますので、是非関心のある方は早めに入手される事をおすすめします(CD会社のまわし者ではないですよ)。今春ロンドンSOは日本公演を行い素晴らしいシベリウスを聴かせたそうですが、聴きたかったなぁ。香港では来日公演のあと、当初はロジェストヴェンスキーと、そして直前になってハーディングに指揮者が変更されてLSOが演奏会をしました。


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ブラジルの音楽、って言われるとサンバを思い浮かべるでしょう。もちろんぼくもそうですが、おっとこれは!と感じたのは今日聞いたCDはこのヨーヨーマによるブラジル音楽ライブ。とにかくなんともオシャレ、といってもフランスっぽくもなくイタリアでもない。テンポは小気味よくてついつい体を動かしたくなるノリ。マは以前ピアソラの演奏で(というかサントリーの宣伝力?)で大ブレイクしましたが、ぼくはピアソラは好きになれませんでした。でもこのブラジルものはいい!是非一度お聞き下さい。


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1996年12月より香港在住
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