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香港からブツブツ
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某掲示板にぼくが書き込みした内容を転載します。
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試合直前にtrinationsのラグビー戦があり、オージーとニュージーの
ファンがいて盛り上がってました。オールブラックス・ファンの
ばってんにとってはオージーが勝ったのは、ちとばかり残念でしたが、
ワラビーズが勝ったのは・・・。

そんでもって日本対中国戦。trinationsの試合後、アジア杯開始。
ワラビーズの残党が残りながら試合開始したんで、戦後(ラグビーの)の
雰囲気を残しながら試合開始。前半お互い1点をとるといった拮抗した流れ。
Japanが点をとれば、やっぷんやん(注1)は大騒ぎ。そして中国が点を取れば、
にわか愛国心に燃えるひょんこんやん(注2)が大騒ぎ、てな感じ。
前半を終えてひょんこんじんが五星紅旗を壁に貼付ける人もいました。
後半、1点そして2点をやっぷんが点をかさねる内にだんだんと
ひょんこんじんはトーンダウン。実は勝ち馬に乗りたかったんでしょうね。
2点目はなんとも言えない部分がやっぷんやんのぼくとしても感じましたが、
3点目は文句なし。そんな感じで試合終了。
君が代を歌いかったけど、中継なかったんで、つれと卯佐木(注3)で祝杯を
あげてきましたです。やはりディケンズだったら気持ち良く試合を楽しむ
ことができました。一人もジーコは選手交代をしなかった事、
それは選手にも大きな意味をもったと感じました。
勿論勝って嬉しいけど、それよりジーコの選手を信じる采配に感銘を
感じた試合でした。そして香港で試合を見る人たち(香港人も日本人も、
そして西洋人も)のオトナさを実感したね。潔く中国の国旗を引き下げ、
残ったお客さんのために去ってくれたこと、うれしかったです。
ぼくとしては健闘をたたえて、試合後に共に一杯飲みたかったんですがね。
ラフプレーもなく、非常に気持ちいい試合でしたから。
あちこちに日本人のファンの方がいらっしゃいましたが、ビール片手に
楽しんでいらしたようです。中国チームにアリガトウ!と言えるような
気持ちのいい試合でした。
>>>>>>>>

・・・あとで知ったんだけど、北京は試合後大変だったようで。中国選手は複雑な心境だろうな。あんだけ真剣でクリーンな試合をしたのに。

(1)やっぷんやん→広東語で日本人を”やっぷんやん”と発音します。差別語ではありません。

(2)ひょんこんやん→広東語で香港人を”ひょんこんやん”と発音します。差別語ではありません。

(3)卯佐木→香港でサイコーに美味い銅羅湾にある焼き鳥屋。日本人のおやじ(楽しくてオモロいおっさん)が経営してます。




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8/6 59回目のヒロシマ、ナガサキを迎えます。世界唯一の被爆国、そして被曝国として今改めて平和の重要性を認識してほしいです。そろそろ第2次大戦を終えて60年近く経ちますが、何も人間は学習をしていないのか?と情けないばかりです。体制やイデオロギー、宗教といった対立で国家ぐるみの対立が起こりますが、犠牲になるのは一般市民。生きて続けたいといった生物本来の欲求を国家や地域はどうしてこうも簡単に踏みにじろうとするのでしょうか?19年前広島で聴いたバーンスタインの平和コンサート、とても静かで世界の動きの中ではとてもちっぽけな活動かもしれませんが、そのコンサートに足を運んだ聴衆の一人として、平和の意義、それは人を殺さないことといった極々当たり前の事を訴え続けていきたいです。怒りや憎しみで人を殺める(あやめる)ことは残念ながら起こってしまいます。しかしそれと国家や地域ぐるみでの戦争とは次元が全く異なるはずです。ヒロシマやナガサキの悲劇、それは残念ながらいつでもそしてすぐにでも我々のそばにもおこりうる危機です。


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数年前に話題になったイタリア映画、ライフ イズ ビューティフルをDVDで見ました。最初のうちは「なんやこの典型的な(イメージの)イタリア人は?」と思ってみてましたが、ユダヤ人収容所連れて行かれてからの彼の機転の良さ、人生を前向きにみつめる姿、何よりも子供と妻の必死に守り愛しているところは、なにか生きる事への彼の確信を感じることが出来ました。カンヌやアカデミー賞で多くの受賞をしたのは、当然のことかと思います。アメリカの映画にはない中間色の色彩、さまざまな視点から映画を見ることができる(それぞれの世代や人種で)こと、説教くさくなく、ストーリー自体押しつけがましくないといったヨーロッパ映画の特徴もよく出ています。是非ごらんになって下さい。


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今韓国ドラマや映画が大ブームだそうで。そういうのには結構疎いぼくですが、今朝ブラザーフッドを見てきました。いやぁ圧倒されました。以前セービング・プライベート・ライアンの戦闘シーンで度肝を抜かされましたが、この映画では足は飛ぶわ、腕はもぎ取られるわ、黒こげの死体はゴロゴロしているわと半端なものじゃありません。でもそれが戦争だし、生身の人間が命をかけているということをストレートに表現しているので、確かに正視づらいとこもありますが、直視すべきことだと映画を見て感じました。ストーリーは既に御覧になったもいますでしょうし、話題の映画ですから、ご存じかと思いますので省略します。ご存じでない方はブラザーフッドをのぞいてください。映画の感想ですが、非常によく練られた作品だと思います。韓国ではタブーだった部分も50年経って漸く表現出来る事もあったのでは?と。赤狩りのシーンなど、ほんの数年前だとKCIAにしょっぴかれそうな部分だし。それにしても兄弟を演じた弟役のウォンビン 兄役のチャン・ドンゴン 、素晴らしい演技力ですね。兄として弟を守るが故に、弟から時には誤解され憎まれるのですが、余計な言い訳や説明を兄はしない。幼なじみを・・・・・した(書いちゃうとまだ見ていない人に申し訳ないから)のも、なんとしてでも弟を守るため。そんな兄弟の姿を二人の若い韓国俳優が見事に演じていました。(ところでウォンビンは現在2年の徴兵義務で兵役中とか。)韓国と北朝鮮という同じ民族間で戦争しあったため、もしかしたら南北に別れて自分が撃った弾が兄弟親戚を殺してしまったかもしれない。大国のエゴやイデオロギーの違いの挟間でそんなとんでもない悲劇が生まれたのでしょう。最後に日本で報じられている題名、どうも気に入りませんネ。brotherhood、確かにストーリーは兄弟愛ですけども、原題のTAEGUKGI(太極旗を翻して)そのままにして欲しかったなぁ。


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数日前にクライバーの訃報をきいて思い出したこと。クライバーがバイエルン国立歌劇場を連れて大阪でベートーヴェンの4.7番を演奏しました。当時大学生だったぼくはトリスタンとイゾルデをクライバーのLPを聴いてどういうわけか彼の演奏に落胆したこともあって(バーンスタインの演奏が好きだったんです)、演奏会に行く気も起こらずにいました。その後、通っていた大学の講師にクラシック好きの先生から「・・・くん、クライバーのベートヴェン、そりゃ素晴らしかったですよ」ってクライバーとの演奏会のことを熱く語られていました。また別の友人はバイエルンでクライバーのこうもりを大晦日聴いた感動を昨日のことのように話していただきました。今更ながら演奏会というのは人生をも変える一期一会の舞台だと実感しています。ぼくにとって最も後悔してやまないのは、ベームとウイーン歌劇場による引っ越し公演「フィガロの結婚」。ルチア・ポップやプライがいきいきと歌っていたんですよね、当時。どうしてこんなコンサートにせっかく行けたはずなのに、足を運ばなかった自分が悔やまれて仕方有りません。コンサートというある種クローズした世界しか、真の音楽が共有できません。クライバーの死をむかえ、改めてコンサートに行かなかったことが悔やまれます。ですからみなさん、行きたいなと思った演奏会には是非足を運んでください。

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今年の日本はエラい暑いようで。福井など大雨での災害に見舞われたりと大変な夏ですね。香港ですが、まぁいつも暑いし湿度がこれまた凄い。そんなわけでついつい週末の休みに外出するのが億劫になるけど、ゴロゴロと土日を過ごすと結局月曜から金曜までがかえってダラダラとしちゃいません?最近は春に手術した膝の調子も全くよくなり、週末はめっきりまたジム通い。ぼくが通っているジムはseasonsってとこで、中環(セントラル)にあるシティバンク・ビルの中にあります。会費はちょっと高いけど、やれ何ヶ月分払ったらいくら安くなるだの、友達紹介したら、こんな特典がつくなどとうるさくプロモーションしないのがここのジムのいいところ(プロモーション自体はありますが)。膝の手術でこりているからあんまりランニングはせず、代わりにいろんなマシーンで筋肉の曲げ伸ばしやカヌー漕ぎ、腹筋のトレーニングをしています。やっている時はしんどいし、汗だくになるけど、約1時間やり終えてサウナに入りシャワーを浴びると、なんとも爽快な気分転換となります。別にシュワちゃんになる気はないですが(なれるわけないっちゅーの!)、実に楽しく体を動かしています。


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あまりにも早い死、カルロス・クライバー。彼の演奏は結局聴かれずじまいとなってしまいました。折角チケットはあったのに。ぼくにとって幻のチケットとなったのは、この画像。ウィーンフィルとのニューイヤーコンサートの直後、同じウィーンフィルを連れて、ウィンナ・ワルツを演奏するコンサートが日本で聴けるとあって、チケットを手に入れたのに、クライバーは来日をキャンセルをしたため、代役としてシノポリが指揮をすることとなりました(曲は未完成とブルックナーの7番)。クライバーの演奏に度肝を抜かされたのはミラノスカラ座と演奏したオテロをNHKで見た時の事です。主役のオテロはドミンゴ。当時のドミンゴは絶頂期で素晴らしい声を聞かせてくれました。そして何よりも華麗な指揮を魅せて(見せて)くれたのが、クライバー。オテロを聞いたのは実は初めてでストーリーも何も知らなかったのですが、テレビに釘付けになった鮮烈な記憶は今でも忘れられません。一説によると昨年クライバーは妻を亡くしたために、精神を煩って、自殺を図ったとのこと。このBlogを書きながら彼のブラームス4番(ウィーン・フィルbyDG)を聴いていますが、音符がはち切れんばかりにみなぎっています。クライバー、素晴らしい音楽をありがとう。 合掌


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下のチェリの記事からもうひとつ下の永久居民の話までずいぶん書き込みに間隔があったなって、感じている人は殆どいませんでしょうが、実は先週5日程バンコクに行ってました。仕事を作って無理にバンコク出張を企てたりと、そんな感じで5回目くらいですかね、バンコクは。バンコクのフォトアルバムをアップしたので、ご覧下さい。バンコクに行った人は異口同音に「また行きたいなぁー」って気持ちにさせてくれます。香港からだと3時間位。時差は1時間(日本とだと2時間)。結構英語が通じるし、物価がメチャクチャ安い。フォトアルバムに載せているチャーハンは30バーツ(90円!!)、しかも美味い。タイの人は穏やかで、物腰も優しい。ほら、マクドナルドのあの人も手を合わせて挨拶しているでしょ!


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HMVのサイトにとんでもないチェリの録音を集めたBOXセットが紹介されました。
(以下HMVのサイトより転載)
■J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調
■モーツァルト:レクイエム K.626
■ヴェルディ:レクイエム
■フォーレ:レクイエム
■チャイコフスキー:交響曲第4番
■チャイコフスキー:組曲『くるみ割り人形』
■リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』
■プロコフィエフ:交響曲第1番『古典』
■プロコフィエフ:交響曲第5番
■ショスタコーヴィチ:交響曲第1番
■ショスタコーヴィチ:交響曲第9番
■バーバー:弦楽のためのアダージョ
■ルーセル:小組曲作品39
■ルーセル:組曲ヘ調
■ミヨー:フランス組曲作品248
■ミヨー:マリンバ、ヴィブラフォーンと管弦楽のための協奏曲
■ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』序曲
■ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』序曲
■ロッシーニ:歌劇『絹のはしご』序曲
■ロッシーニ:歌劇『泥棒かささぎ』序曲
■ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲
■モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲
■ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』
■メンデルスゾーン:劇音楽『真夏の夜の夢』序曲
■シューベルト:『ロザムンデ』間奏曲、他

【ボーナス・ディスク】(ボックスセットのみ)
■ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲
■ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』前奏曲と愛の死、他

バッハのロ短調ミサは知っている人ならあぁアレ!といった超名演奏が海賊盤で出ていました。友人にチェリを紹介する毎にこのロ短調の海賊盤を熱く語ってきた僕にとって、正規盤が漸く出るのは望外の喜びです。チェリのバッハ、まさしく神が降臨してきたようなこの世のモノとは思えない響き。くどくど言いません、もう聴くしか有りません。


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6/30。7年前の1997年の6/30は日本のテレビはこぞって同じような番組を放映していました、翌7/1を前に。もう忘れたでしょうね、もっぱら日本では大騒ぎとなった歴史的な出来事。香港が中国に返還されたのが1997年7月1日。すでに1996年12月から香港に住んでいたので、あの歴史的な(といわれる)瞬間にぼくはまさしく香港で迎えました。あの大騒ぎはマスコミが作り上げたことで、香港に住んでいる人たちにはそれほど大きな出来事ではないような雰囲気でした。

そして今日6/30、ぼくは香港永久居民(永住権)の資格を取ることが出来ました。7年間継続して香港に住み、所得税をちゃんと払い、犯罪歴が無ければ基本的には資格を取ることが出来ます。外国に永住権が有るってこと恐らくピンとこないでしょうが、やはり自分が自由に住むことが出来る国や地域が日本以外にあるというのは、人生の活躍する場をより広げることとなるので、とてもすばらしいことです。最近ちょっと香港は政治的に(中国が余計なチャチャ入れるので)難しい状況にあるのも事実ですが、まだまだ自由で闊達で魅力あふれる街です。

そんな香港でこれからもしぶとく生きていくことかと思います。



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タイトル見て「なんだこれ?」と思われることでしょう。でも香港や中国にいらっしゃる方は大抵ご存じかも。歩歩高(ブブコって読みます)は中国の大手audioメーカーでDVDプレーヤーは結構なシェアを中国はもとより香港やアジア圏を保っています。先日のデジカメに続いて、家にあるSONY製のDVDプレーヤーが調子悪くて(ソニーの製品ってどういうわけか壊れやすいですよね、通称ソニータイマーのせい?)買い換えに電気屋に行きました。最初他社(韓国製)を買おうかと店員を呼んだところ、「家に海賊版(コピーディスク)あります?もし海賊版を見るなら中国メーカーがいいですよ」と。確かに友人からもその話は聞いたことがありました。SONY製品はとにかく海賊版がかかりにくいんです。最近ではちゃんとした正規品でもSONYのだとかからないことがあって、苦い思いを何度かしたんで、買い換えをしました。帰ってセットアップすると、今までかからなかった正規版も海賊版もサクサク再生しました(コピー品撲滅関係者さん、スミマセン)。ご存じかもしれませんが香港で売っているDVDプレーヤーって殆どがリジョナルコードが外されているので、どこの国のソフトでも見られます。おまけにテレビはマルチなんで、PALでもNTSCでもOK。あぁー、また映画三昧の日々が続きそう。それにしてもよく考えると実に親切な店員でしたなぁ。そうそうオマケでカラオケ用のマイク、2本くれました。あぁ♪


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香港って小さい街なんだなーって思うのは、よく街で芸能人を見かける事。重慶マンション前でDパック担いで一人で歩いていた周潤發(チョウ・ユンファ)、日系スーパーで日本の麦茶や緑茶をたっぷり買い込んでいた鄭伊健(イーキン・チェン)、銅羅湾(コーズウエイベイ)で映画撮影していた古天樂(ルイス・クー)などなど。昨晩は中環(セントラル)で夜中、トラム(路面電車)やバスがガンガン走っている中、映画撮影していました。男優6-7人が路上で刀を振り回しての立回り。映画撮影ってのは実は町中でよく見かけるのですが、やじ馬を整理するわけでもないし、やじ馬は撮影中なのに平気でフラッシュたいてカメラやデジカメ、携帯電話で写真撮りまくり。


ぼくもそのやじ馬に混じり、愛機で撮影風景を撮りました。映画が何かさっぱり分かりませんが、主役の一人はキッツい顔で振り向いている陳慧林(ケリー・チャン)でした。


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先日の日本帰国の際、念願のデジカメ買い換えをしました。今まで使っていたのはSONY製で130万画素、ピントが甘く、電源が減るのが異常に早い。もう数年使っている古いモデルなんで、当然といえば当然ですが。今年になって4度帰国したのですが、いつもデジカメを買おうと思って電気屋やカメラ屋に寄ってはみたものの、どういうわけか買いそびれていました。で、今回は香港でちゃんと価格.comで調べ上げて、新宿の某卸販売店にCANONのIXYシリーズの30aを電話予約して取り置きをして貰いました。オート撮影に加えて、シャッタースピードや露出がマニュアルできるかどうか、焦点箇所が出来るだけ多いモデルであることが購入のポイント。画素数についてはむしろ多くないモノを選びました(大型プリントするってこと、考えてなかったんで)。商品を見られたらわかりますが、ボディー色がなかなかシブいのが30aの特徴。使い勝手もなかなかで、仕事にもデジカメを持っていき、帰宅時に街の様子なんかをぱちぱち撮りまくっています。ところが昨日キャノンからのお知らせがメールで届きました。せっかくの質感が改良品になるとすっかり失われているので、このまま使い続けていこうと思います。たかだか黒い斑点がでる位でしょ、別に火が噴くわけでもないですし、って呑気に構えています。


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まずは読売新聞のサイトをお読み下さい。もちろん樹齢200年の大木の保護も大事でしょうし、生態系が壊れるのも大きな問題でしょうが、一度は人間の都合(毛皮のための乱獲)で絶滅しかけたコアラをまた人間の都合で退治しようとするのは、どうも納得できません。どうして自然との調和が計れないのでしょうか?なぜコアラを守ろうとしたのか、その原点に立ち返ってほしいです。ライフルでの駆除が「最も人道的だ」とありますが、ちっともこれは「コアラ道的」ではないです、イライライラ。この記事を見てイライラしたあなた、これで遊んでください


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いやぁー、ビックリしましたこのCDには。HMVのサイトにも購入された方のコメントがたくさん載っていますが、これはまさしく「買い!」です。カラヤンの演奏ってなんかよそよそしくて、よく言えばクールなんだけど、ライブ収録されているこのベートーヴェンのSym.7と春の祭典、ベルリン・フィルが取り憑かれたように張り切りまくっています。どうしたん、ベルリン・フィルそしてカラヤン?そんな風。もちろんカラヤンが指揮しているのですから、オケだけが勝手な演奏するわけないですし、収録された1978年といえば、まさしくカラヤン黄金時代。こんなにカラヤンとベルリン・フィルは凄かったのかと再認識しました。カラヤンの演奏会は、彼の最期の来日公演を大阪で唯一聴きましたが、確かに機動戦車のようなとんでもスゴい演奏でした。チェリが「ベルリン・フィルで演奏すると何でもコントラバス・コンチェルトになる」ってかつて言ったそうですが、確かにベルリンのコントラバス、ブンブン鳴っていましたね。でももう今ではあのベルリンの音が聞けなくなっているのは、寂しい限りです。


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数日前の香港での出来事、不審な車が住宅を見張っているようだ、と香港の警察に住民が通報してきました。警察が現場に急行し不審車に近づいたところ、背後から別の車が不審車に近づいてきました。不審車には4人の男性、そして背後から出てきた車には3名の男性。警察に連行したところ、なんと彼ら計7名は全て中国の公安(警察)。警察の取り調べには「特別任務」で香港で捜査をしていた、と証言したそうです。日本の方の多くが中国に香港が返還されたので、この話どこがおかしいの?と思われるかもしれませんが、香港は中国の一部とはなったものの、高度な自治、具体的には軍事力以外のあらゆる干渉を中国から受けないということに香港基本法(憲法のようなもの)に謳われています。つまり今回のケースはよその国の警察が自分の国で図々しくも捜査をしているわけです。香港には宗教・結社・言論・出版など日本では当たり前と思われていることがすべて同じように自由に認められています。一方中国では宗教弾圧、結社の制限、言論・出版の統制が厳しく計られています。考えても見てください、国情が全く違うたとえば北朝鮮の警察が堂々と日本で捜査をしているようなものですよ。香港警察は今回の件に対して猛反発(抗議)をしていますが、香港政府はそれほど毅然とした態度を中国にしていません。今までもそうですが、香港政府は中国政府にに対して実に弱腰です。というのもいろんな事で香港は中国に助けられているからです。たとえば香港への中国人旅行者の緩和だとか、税法上の優遇政策とか。そういった甘い汁を匂わせながら、じわりじわりと中国は香港を食い物にしてきました、とても残念で怖いです。香港が香港である所以を中国は理解していません。あと10日後の7/1に香港は返還7年を迎えますが、今回の事件、香港の将来を揺るがすような大変な問題です。


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いやぁー疲れましたわ。先週は殆ど日本出張、生まれて初めて東北新幹線に乗って福島へ。それからあっちこっちの客先回り。で、2泊3日の管理職研修、普段使わない頭の体操の連続。で、月曜の朝便の成田発で香港へ。朝便のるには5時起きしなくちゃいかんのですよ、成田は。で、香港に着いてから仕事仕事。連日接待関連でさすがに疲れました。で、明日は代休取るつもりでいたのに、どうしてもはずされない会議が急遽開催。あぁしんど。そだ、来週はバンコク行くんだった、トホホ。

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北ドイツ放響SOの録音がドカーんと4月発売されましたが、こちら香港では全く店頭には並ばず・・・。たまに日本に帰ったときにCDショップに寄るといつもCDの充実に羨ましさを感じます。ここに紹介したグルダのモーツアルト20&23番、こんなステキな演奏がヨーロッパでは鳴っていたのかと思うと羨ましさを覚えました。アッバードやアーノンクールとの録音も素晴らしかったですが、ピアノもオケも手中におさめたグルダ、自分のモーツアルトを余すことなく演奏しています。弾き振りの弱点など微塵も感じられません。グルダって演奏家、つい最近までその良さにぼくは全く気づいていませんでした。1年くらい前ですかね、NHKで放映された彼の日本公演を聴いて、彼の生演奏にふれなかったことはこれこそ一生の不覚って思いでいっぱい。グルダの音楽、一言で言っててそれは演奏ではなく「語り」でした。どうして生前彼の演奏会に足を運ばなかったのか、と彼の演奏会を聴いている聴衆に羨ましさを感じたものでした。HMVのサイトに詳しい紹介とお客さんのコメントが載っています、ぜひ覗いてみてください。


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先週のことですが、ようやくここに書く気持ちになりました。そうベルティーニさんが都響の音楽監督として最後の演奏会となったマーラーの9番について。5/28は成田から埼玉会館のある浦和まで直行、そして5/30は横浜みなとみらいで2回マーラー9番を聴きました。埼玉会館の音響の悪さは想像以上でこの曲をとても演奏する場所ではないな、と正直感じました・・・。しかし演奏会の後にベルさんとの時間が十分に取れる、ってことをあらかじめ主催者側から聞かされていたので、本当にいろんな事を、主に思い出話を彼と彼のマダムとお話することができました。初めて彼と会ってからもう20年、20年って時間、思い起こせばいろんな事があったよね、とお互いうなずきながらしみじみと話をしました。そして5/30のみなとみらい、これはもうとてつもない演奏会でした。音は悪かったけど埼玉会館での演奏会では4楽章を聞いていると涙が止まりませんでしたが、みなとみらいでは演奏中は意外と泣いちゃうこともなかったです。というかあまりにも感動すると涙をする余裕さえ失うんだな、って初めて実感しました。終楽章を振り終え、40秒近い沈黙の後、割れんばかりの拍手がホールを包み込んだ瞬間、わっーっと涙がこぼれてきました。近くにいた彼のマダムもボロボロと泣いていました。演奏内容はまさしく渾身の演奏、オケも指揮者も尋常ではなかったです。演奏会の後、みなとみらい主催のベルさんお別れパーティーがありましたが、それはまた実に楽しいものでした。それについてはまた改めてお書きしますが、楽員の立ち話で印象に残ったのがこれ。「楽員と指揮者との軋轢とか、いろんな問題で指揮者が辞めちゃうことあるけど、こんだけメンバーと指揮者が一体となっていたのに、別れないといけないなんて、ホント残念だよなー」と。なぜベルさんが都響を辞めるかを知っている者としては身につまされる一言でした。

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以前のDblogでエド・デ・ワールトとのインタビューをホームページに掲載するつもりでしたが、ばってんの香港フィル日記の方に載せました。是非覗いてください。

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半導体商人
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1996年12月より香港在住
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