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香港からブツブツ
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太陽系の惑星の内、冥王星が外されるそうだ。すんません、ぼく天体ってのはまるっきし興味がないんです。で、一応調べてみると、2006年8月14日から開かれている国際天文学連合の惑星定義委員会で、惑星の定義を変更することが検討されており、変更後の定義は、A.十分な大きさや質量がある。 B.他の惑星の運動に力学的な影響があること。としている。これが採択されると冥王星は惑星ではなくなり、水金地火木土天海冥の太陽系の9個の惑星は冥を除いた8個になる。8月25日に採択がされるが、通過される見通しが高いとのこと(以上Wikipediaより一部転載)。あのぉ〜、なんのことかぼくには全くチンプンカンプンなんですが・・・。

惑星といえばぼくにとっては、なんと言ってもホルストの組曲「惑星」。ホルストが作曲した時(1914-16年)はまだ冥王星は発見されていなかったので、冥王星が「惑星」に含まれていないのは有名な話。しかし最近リリースされる「惑星」のCDにはイギリスの作曲家 コリン・マシューズによって作曲された『冥王星』(Pluto, the renewer )がおまけのようについているのが多い。この冥王星、ホルストのスケッチなど当然のごとく全くなく、マシューズが独自で作曲されたもの。ですから当然ホルストの作品とは全然マッチせず、ぼくにはよけいな作品で、海王星を聴き終えたら、stopのスイッチをいつも押している。当人のホルスト、おそらく怪訝な顔をして、こうつぶやいている事でしょう。

一体ダレやねん、マシューズって???

結構いろんな録音の惑星を聴いているけど、最近買ってみて面白かったのが、ノリントンの。

世界的に発売されているCDのジャケットはこれなんだけど、よそでは売ってはいけない中国のCDで見つけたCDでありました、同じこのノリントンの惑星。ジャケットはこれ。




指揮者の足裏が載っているCDジャケットなんて初めてです。因みに偽物じゃないよ、正規盤です。


んで、ぼくがイチバン好きな惑星のCDはレヴァイン指揮シカゴSOのです。レヴァインってかなり嫌いなタイプの指揮者なんですが、この惑星だけはOK。映画「スターウォーズ」に感化されまくっています。



最初の話に戻るけど、もしそのなんとか定義委員会で冥王星が外れたら、ホルスト、こう言うんだろかね?

ほら言わんこっちゃない、マシューズ!!!

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無間道(インファナルアフェア)3部作の昨晩で一気に観賞した。この映画は香港黒社会(マフィア)に潜入して、彼らの情報を収集する香港警察官トニー・レオンと、香港黒社会のメンバーでありながら、香港警察官となり、捜査情報を黒社会にタレ込む香港警察官アンディ・ラウが主人公。加えて他にも香港警察やマフィアに潜入している者がいっぱいいて、こいつはいったい何者だ?と本当にドキドキさせられる作品でした。まずは第1部だけって思っていたのに、続いて2部もみちゃった。2部が終わったのが、朝の5時頃。ちょっと一眠りして、9時頃起きてから、3部をみました。こんなこと、ゴッドファーザー以来。映画の作り方やエピソードがちょっとゴッドファーザーに似てる部分、少し有りました。ストーリーはいろんなサイトでいろんな人が書いているけど、ネタバレしちゃうと映画自体が全然面白くないので、ぼくは省略。でもこの映画、ばってんオススメです!

偶然なんですが、この映画に少し関係した話で、昨日香港で大変卑劣で残念な事件がありました。香港では公務員が殉職(警察だけでなく、業務上で死亡した公務員も)した場合、香港政庁のトップクラスが葬儀に列席し、全てのテレビ局は生放送で葬儀の模様を放映する。そして亡骸は殉職英魂安息處浩園という墓地に祭られる(Wikipediaに浩園に広東語ですがさらにくわしい内容が載っています)。映画の中で黒社会に潜入した警官達が殉職するシーンが有りますが、そのとき必ずこの浩園が映し出される。浩園に祀られる殉職者は英語では"HK(香港)HERO"とも呼ばれている。そんな殉職者の墓に、異常としか思えない事件が起こりました。

それは墓に飾られた生前の写真に傘の先のような鋭利な金属で傷をつけるという卑劣な事件です。新聞記事には「人神共憤(人も神も共に憤る)」と(なおこの表現は以前少年への傷害事件の際に香港政庁のトップのドナルド・ツァンが真夜中の記者会見で発した言葉)。

写真を載せた左端と右端の女性は共にSARSの治療中に患者から感染してしまい亡くなってしまった女医。中央の男性は拳銃で撃たれ殉職した警官。彼ら以外の墓にも激しい損傷があり、今朝の香港の新聞各紙一面は全てこの報道でした。

ところで日本でも公職に就く方々が不幸にして殉職されてしまう事があると思いますが、どうなっているのでしょうか?少なくともぼくは日本の公務員が殉職した場合、どのような葬儀が行われているのか、どのような葬り方をされているのか知らないです。

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今日、バースタインとウィーンフィルとの最期の演奏会となったブルックナー9番のDVDを買った。
10年以上前にこの演奏はすでにCDになっていて、リリース時点ですでに亡くなってしまったバーンスタイン、そしてウィーンフィルとの最期の演奏会であったためか、CDのジャケットはとりわけ印象的だった。



このCDで聴くだけで、演奏の素晴らしさは実感できるけど、バーンスタインの場合は指揮の映像をみると、その音楽への没入ぶりがストレートに伝わり、こちらまで飲み込まれてしまいそうになる。というかそんな瞬間を感じたくて、バーンスタインの映像を見るんだけど。

ところでこのところYou Tubeを取り上げる事が多いけど、こういうのはいかがでしょうか?

まずはトリスタンとイゾルデのLiebestod


そしてトリスタンのフィナーレ


なんとオテロなんてのもある


実は僕のライブラリー用に、You Tubeから拾ったバーンスタイン関連の映像をぼくが再upしたものです(本当はダメなんだろうけどね)。他にもupしてて、興味の有る方はココをクリックしてください。ぼくがupしたページです(いろいろあるよ)。

話は戻ってバーンスタインのDVD、イスラエルフィルの振ってのブラームスの1&3番がリリース予定です。



ブラームス1番、イスラエルフィルとの'85来日公演で聴いたなぁ。この実演前のリハーサル、そして終演後に初めてレニーとお話できたのは、一生の思い出です、しみじみ。

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以前から「なんやねん、こいつ!」と思って見ていたのが、ボクシングの亀田興毅。明日、王座決定戦があるけど、ずばり明日は負けてほしい!
亀田ボクシング3兄弟で脚光をあびているけど、彼らの行動や言動、そして彼らの大先輩である具志堅用高のコメントを封殺するなど、とてもスポーツマンとして爽やかさを感じるところが微塵も感じられない。

原因のひとつとしては、放映元のTBSをはじめとするマスコミが、彼らのかなり特異なパーソナリティーをチヤホヤしていていることがあるけど、それに便乗しているのか、昨日(7/31)の亀田の記者会見では、ハンバーガーをほうばりながらという、ふてぶてしさを超えて、失礼極まりない態度。本人としては減量がうまくいっているのをアピールしたかったのだろうが、減量がどうこうなんて問題じゃない、試合結果がボクシングは全て

そんな亀田の情けない態度がこれ。




昨日の調印式の席上ライトフライ級王者ランダエタにキューピー人形を手渡したのはご存知と思うけど、受け取ったランダエタは「可愛い」と大喜び。一方、今日ランダエタが亀田におしゃぶりと紙おむつを手渡そうとすると、亀田は不快感を示し、予定されていた記者会見をキャンセルして引き揚げてしまった。こんな挑発にのってしまう亀田に具志堅の言葉が耳に届くのはいつだろうか。

 「ボクシングは選手が命がけで戦う素晴らしいスポーツ。だからこそボクサーはリングの外では紳士であるべきだ」。

ボクサーは可哀想だけど、とても一生チャンピオンでは居続けられない。今から引退後のことを考えるのは早すぎるけど、脚光をあびなくなった亀田に、次の活躍の場は果たしてあるだろうか?その意味でも、明日は負けて、一度頭を冷やしてほしい。

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香港の情報誌に北朝鮮観光ツアーの広告記事が載ってあった。モデルケースとしての旅のプランがあって、3泊4日だとこんな感じ。


1日目
香港08:00発ドラゴン航空(香港系の航空会社)→北京11:20着~北京13:50発中国国際航空→平壌16:30着
勝利凱旋門見学   

2日目
(午前)開城(高麗王朝の古都)、板門店、高麗博物館 見学
(午後)平壌市内見学
( 夜 )マスゲーム鑑賞


3日目
(午前)香山(妙香山)見学
(午後)平壌 金日成生家、チェチェ(主体)思想塔、朝鮮労働党記念碑見学

4日目
金日成広場見学

平壌17:30発(中国国際航空)→北京18:00着~北京20:50発(ドラゴン航空)→香港00:15着


気になるお値段ですが、全ての航空運賃と、北朝鮮のVISA代、3泊宿泊費、北朝鮮滞在中の全ての食事、英語のガイド、北朝鮮内での交通費、マスゲーム見学費が全て含まれていて、US$978ないしはHK$7,600(12万円弱)。代金に含まれていないのが、追加で飲んだビール(なんでわざわざビール???)、飲料水、航空税、ガイドへのチップ(US$20-30だそうです)。

企画をしているTourNK.comから内容は転載したのですが、3泊4日でこれだけのものを見られたら、12万円は結構お安いかも。いかがですか、北朝鮮?VISAが必要ですので、VISA申請用紙に必要事項をお書き下さい。


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いったいこのトマトを持った女の子誰?って思った人多いと思うけど、「あっ、ジョアンヌ・コランじゃん!」って気がついた人、なかなかpodcastをかなり使っていますよね。この女の子は毎日ニューヨークから3分間ほどのニュースを配信するビデオブログROCKETBOOMのアンカーウーマンです。'04 10月より配信が開始されているのですが、今年3月からは有志によって日本語字幕付のロケットブームも開始。現在世界での視聴者が20万人とも30万人とも言われるおばけblog!当初のキャスターはアマンダ・コンドンって子だったんですが、7/5に突然降板。現在はこのジョアンヌ・コランに代わっています。人気が凄かったアマンダからジョアンヌに代わったあとの最初の7/12の番組では、野球のキャッチャーのごとくプロテクターに身を固めたジョアンヌにブーイングとトマトをいきなりあびせちゃう!いきなりすぎる洗礼!といっても、これは視聴者の気持ちをあえて誇張して、ジョアンヌがんばれ♪って言う憎いほどの演出。ぼく個人としてはアマンダよりジョアンヌの方がなんかいいなぁ。ん、絶対ジョアンヌの方が可愛いよぉーん!

ここまで読んで、「いったいこのロケットブームの何が面白いの?」って思われるでしょうが、学校で人気者の女の子が、学校放送で町の話題を放送してくれている、っていうような何とも言えない親近感かな。伝えられるニュースの内容そのものは取り立ててビックリしたり、役立つ訳じゃないんだけど、ついつい見聞きしてしまうって感じ。

iTuneに登録するのもよし(iTuneはあらかじめDLしてくださいね、もちろん!)日本語字幕付のロケットブームのサイトからみるのもよしです。ぜひチェックしてみてください。見る時はその日の分だけじゃなくて、いくつか番組を見てくださいね。

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 秋田県藤里町立藤里小4年、畠山彩香ちゃん(9)を殺害した容疑で再逮捕された母親の無職、畠山鈴香容疑者(33)は、「橋から魚を見せようとしたが見えず、帰ろうとしたら彩香がだだをこねたのでイライラして突き落とした」と供述していることが分かった。一方で「以前からストレスやイライラが募っていた」とも供述。

だだをこねない子供、なんか気持ち悪いんですが・・・。
そうだ、そうだ!

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制裁の根拠となる国連憲章7章の記述を削除など、中国とロシアを巻き込むためにさまざまな水面下の交渉があったようだけど、無事安保理で中露含む全会一致で対北決議案採択がされましたね。いつもはタラタラといた対応でイライラさせてくれる北朝鮮の朴吉淵(パク・キルヨン)国連大使、即座に全面拒否。

n-korea
それに対するアメリカのボルドン国連大使、「決議案に対して僅か45分で拒否声明を発っするといった世界記録を打ち立てた」と。なんやねん北朝鮮って感じた方多いと思いますが、ちょっと待った!。

今から70年ほど前に同じような情景がどこぞの国がしでかしましたよね。
bye
国際連盟全権代表松岡洋右、「日本は、国際連盟総会の勧告を断じて受け入れることは出来ない」と演説し、そのまま退席。その後の1933年3月27日、日本は国際連盟を脱退を宣言。

北朝鮮、国連から脱退するんじゃないかぁ、このままだと。コレから何かにつけ、国連からあれこれ言われるんだったら、止めちゃえ〜っと。
今や世界の誰よりも北朝鮮に理解のある盧武鉉(ノ・ムヒョン)・韓国大統領、こんなことを7/11の与党幹部らとの会合で言ったとか。北朝鮮のミサイル発射を「米国に譲歩を要求する政治的行為であり、世界中が知っていることだ」などと述べ、米の対北朝鮮政策を厳しく批判と。また大統領は「米は北朝鮮がドルを偽造した証拠を示していない」と金融制裁が一方的な措置だと指摘。日米が提出した制裁決議案の根拠も不十分だとし、米が今後、韓国の対北融和政策に注文をつけてくることに懸念を表したとしている。そして日本には「以前から北朝鮮に沈着に対応していれば、北も元気をなくし、ミサイルも発射しなかっただろう」と批判。青瓦台はいつから平壌の広報機関になったんでしょうかね?
ノ・ムヒョンのコメントを聞いた金正日、もしかして一気に南北朝鮮国交樹立なんて考えていないかな?よく似たストーリーがまたどこぞの国が60年ほど前にやったような。

japansoviet

その後の歴史の動きはご承知の通り・・・。

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ついつい朝まで見てしまいました、W杯決勝。何の理由も無いけどフランスを応援したんだけど、負けちゃったね、残念。それにしても試合そのものより印象に残った光景がこれ。

2006年World Cupの決勝戦、そしてジダンにとって現役最後の試合。気迫あるプレーが高じて、ラフプレーになったために反則を取られるならまだしも、相手選手への頭突きで退場(レッドカード)なんて、あまりにも情けないというか、後味が悪すぎる。優勝カップを横目で見ながらグランドから退場するジダン、そのとき彼は一体何を考えたのでしょうね。

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海外盤の新譜はたいてい香港より日本の方が早くリリースされるけど、Profilはなぜか香港の方が早い。そんなわけで先日お知らせしたヴァントのブルックナー、そしてコンドラシンのショスタコ4番、早速getしました。HMVのサイトによる録音日情報とCDの説明書に書いてある内容がちょっと違ってて、ブル8と未完成、共に13-16/Sep, 2000ってなっています。つまりこの2曲の演奏会の4日間を編集したようで。海賊盤ではすでにこの演奏会はリリースされてて、以前から伝説の名演奏だったそうですが、ぼくは海賊盤を聴いていないので、今回のProfilが初めての体験。いやぁ〜素晴らしいね!ベルリンフィルとの録音はなんか腕っこき集団の小手先ブルックナー演奏みたいだったけど、ミュンヘンフィルとのは芯からブルックナーを演奏している。チェリの薫陶に培われたミュンヘンフィルにヴァントの確固たるブルックナーへの信念が加わって、凄いブル8になっています。フィナーレの後、12秒間もの沈黙、そして嵐のような拍手。現場ではどんな世界があったのでしょうね。

ヴァントもさることながら、今回のProfilでビビりまくったのはこれ。コンドラシン&ドレスデンシュターツカペレのショスタコ4番(ドイツ初演23/Feb 1963)!

世界初演(モスクワ)が1961年12月30日、その翌年にはメロディアに4番を手兵モスクワフィルと録音していて(最近出た全集、コレも買うべし!です)、空前絶後の名演奏ですが、このドレスデンにおけるドイツ初演ライブは初演から僅か1年数ヶ月後の演奏なのに、コンドラシンは客演においても見事な演奏を果たすほど、この作品を手中に収めていたことを実感します。激しさはモスクワフィルだけど、完成度の高さはドレスデンシュターツカペレの方かも。

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テキサス州の元ボンボン(現在ボンクラ)をツアーコンにして、プレスリー記念館を訪問するなど、精力的に国内外で卒業旅行をこなす小泉純チャン。うちにもぜひ卒業旅行においで!って何発何通かラブレターをもらっちゃって、ん〜どうしょうかなーって悩んでいることでしょう。そりゃ夜中や早朝に突然ノドンちゃんとかテポドンちゃんが、「純ちゃん、お元気〜?」なんてことするから、独身の純ちゃん、相当ドキドキしたでしょうね。せっかくだから、またキムちゃんとも会おうかなって、一人ブツブツいいながら、卒業旅行プランを練っているかと思います。
ところで、やっぱりでました、コレ!

詳細は毎日新聞のサイトをご覧くださいネ。純ちゃんのお気楽さをよそに、民間はいろいろと知恵を絞って、生き残りを計っていますよね。ともかくこれから安倍と福田、どっちが純ちゃんの毒饅頭をくわされるかですな。

純ちゃんが思いの丈をストレートに語った貴重な画像を発見しましたので、ぜひご覧ください。

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香港のFM放送局でRTHKってのがあります。計5chあるんだけど、そのうち4chは朝から晩まで24時間クラシック音楽(現代音楽や中国音楽も有)を流し続けているBBCみたいな放送局。そういえば9年前まで香港はイギリス領だったな、ちょっと納得。
このRTHKのサイトには番組の多くがArchiveファイルを残してくれてて、視聴やDLができます。特におすすめは Live at the ConcertgebouwとConcert from Europe。音声ファイルがWindos Media PlayerやReal Audioなんで、音質はイマイチだけど、内容はなかなか凄いです。ぜひ一度見聞きしてください。

ところで、asfファイルをmp3ファイルの変換できるフリーソフト、ご存知の方教えてください。出来ればOSX対応(ぼくMacユーザーなんで)、無ければPC(Win)対応でもokっす。

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ブルックナーの8番とかシューベルトの9番とか出るのは知ってたけど、ブルックナーの5番も出るんだって!


そしてベルティーニさんお得意のフランス物が出ます出ます!


もうひょえぇ~です!!!(ヲタク以外には全くどうでもいい話でしょうね)。

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といってもサッカーの試合のことではありません。普段はサッカーには興味なし、やっぱりラグビーだよ!と言いながら、W杯になると(4年前もそうだったけど)、結構試合はTVで見ています。こうなったらW杯限りで引退する示談ジダンでフランス優勝に持ち込め!ってとこです、ばってん的には。ところでいやぁ〜イングランドが負けたのは爽快爽快♪dokichiさんごめん、他意はないよ

前置きが長くなったけど、シュート連発ってのはこのところ香港で聴くコンサートの当たりの良さ!先週の土曜(6/24)に聴いた香港フィルで共演したリー・チュアンユン。日本では殆ど知られていないでしょうが、今まで聴いた音楽って何?って感じで、超個性的なチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトを聴かせてくれました。

←リー・チュアンユン(なんとなくジミー大西)。個性的な芸術家の片鱗の特徴か?


そして昨日(7/1)に香港フィルを指揮したルーマニアの指揮者イオン・マリン。この指揮者、これから大化けするよ絶対。日本ではどちらからといえばショボいオケ(名前は伏せます)しか振っていないけど、欧米では超一流のオケやオペラハウスを振っている。おそらく伴奏指揮のCDが多いせいか、日本では評価されていないのかも?
   ちょっと田舎のムーティみたいな風貌だけど、指揮がめちゃめちゃ上手い。そしてその指揮や立ち振る舞いが同郷の偉大な巨匠によく似ている。だれって?セルジウ・チェリビダッケ。音楽の作り方もどこか似ているし(テンポは随分違うけど)、終演後なんと両手を顔の前で合わせてお辞儀するとこなんか、まさしくチェリ!以前紹介した BBC MUSICではマリンがBBCスコティッシュSOを指揮したマーラー4番とかブルックナー4番が出ていました。今じゃなかなか手に入らないけど、中古とかオークションで見つけたら、ぜひgetしてください。旋律の掛け合いの見事な処理、聞かせどころではグン!とリズムを落とすところなど、なかなか特徴的な演奏をきかせてくれます。

香港フィルの演奏評、ばってんの香港フィル日記に書かなくてはいけないんだけど、もう6回分位書きそびれている、早く書かなくちゃ!!!香港フィルの今シーズンも来週の金・土で終わり。2006/2007のシーズンは9/16から開始。オープニングは演奏会形式の”蝶々夫人”です。

何と言っても本当に素晴らしかったのは今夜(7/2)のクリスティアン・ツィメルマンのピアノリサイタル。
頂点を極める音楽家ってのは何か次元が全く違うね。「言葉にならない!」っていうのは、こういうとてつもなく素晴らしい演奏会を体験をした時に、時々感じる。

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9年前の7/1、世界が、そしてとりわけ日本では大騒ぎになった一日でした。前日の6/30、日本のほとんどのテレビ局は同じトピックスで特別番組をくんでいたとか(香港に住んでいたので、詳しいことはわかりません)。何が起こったか、ご存知の人は少ないかと思います。


香港、中国返還の日です。映像を見て気づかれた方いらっしゃるかと思いますが、香港総督府で英国旗が下ろされた瞬間から突然雨が降り出しました。そしてこの映像では出ていませんでしたが、野外でのチャールズ皇太子のスピーチが始まったとたん、一時降り止んでいた雨がまた降り出し、それから20日間ほど、ずっと雨の日が続きました。これを「香港人の涙雨」と呼ぶ人もいます。

植民地という統治は、現代では古めかしいシステムだし、帝国主義のなごりとして、あまり好ましくないことではあるけれど、数十年前に中国共産党の圧政や中国の貧困さに耐えかねて、命かながら香港に無一文で逃げてきた人達が今の香港の礎となっています。その中国が香港に組み入れられる(返還と表現するのは、未だに違和感を覚えます)ことになる、当時の香港人の気持ちはちょっと僕には想像もできない戸惑いと不安があったかと思います。そういった意味で、英国統治時代を懐かしむ、より評価をする人も少なからず存在するのは事実かと思います。

来年で返還10年となる香港、確かに中国人は増えたし、中国語(香港の言葉は広東語)を耳にすることは多くなったし、政治的経済的に中国とは切っても切れない関係になっているけど、香港の独自性と素晴らしさ、魅力は決して廃ってはいません。

ちなみにぼくのハンドル名のばってんは映像に出てきた香港最期の総督Patten、そして博多弁の”〜ばってん”から(ぼく、福岡の久留米の生まれなんで),Battenもしくはばってんと名付けました。

これは返還直前、パッテン総督に手紙を出したところ、総督府から送られてきたサイン入りポートレート。

そして

香港総督時代の思い出を綴ったEAST AND WEST刊行のプロモーションのため、返還後数年して香港を訪れたパッテン&ばってんのTwo Shotです。

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チェリビダッケのことをググってたら、こんなDVD発見!!!



1978年に彼の祖国ルーマニアでジョルジュ・ユネスコ・フィルを指揮した際の映像です(というかまだ見ていないので、説明を見る限りの情報)。どこで発売しているのぉーってさらにググったら、ルーマニアのネット販売しか見つからない・・・。でもどうしても見てみたかったんで、早速注文しちゃいました。サイトの説明の殆どがルーマニア語なんで結構不安です、ちゃんと届くかなぁ・・・。GETしたらレビューしますね。


ところでこのblog使い出してから、結構登場しているyoutube、全然チェリビダッケの映像がupされないので、ぼくがアップしました。



1945-1946年、彼が音楽監督をつとめたベルリン放送交響楽団を指揮した映像です。

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中国はコピー商品天国。コピーったって単に有名ブランドの時計やかばん、コンピューターソフトや映画のDVDだけじゃない。タバコも食料品も、免許証も警官の制服も、ありとあらゆるものがコピー品として出回っている。コピー品だからもちろん安くて手に入るけど、品質などはあてにならない。これだけコピーが出回るのは、技術の進歩や商品自体がコピーしやすいものが多いこと。そしてコピー品と正規品の価格差があまりにあるから、少々品質が悪くてもコピー品に流れてしまう、というのがわかったようでわからない理由の一つであることは確か。

それなら正規品をお安く販売しましょう!ってことでしょうか、このところ中国でポリグラム系の正規品クラシックCDが、出回りだしています。試しに買ってみたたけど、明らかにディスクの作りがしっかりしているし、ブックレットの装丁もきれい。

でもひとつオモシロいことが、すべてのCDにかいてありますNo selling of this product outside China. Selling in Macau, Hong Kong and Taiwan is also unauthorized.と。そりゃそうだよね、正規品でしかも欧米や日本の1/3-1/4の値段なんだから(ぼくが深センで買ったときはいずれも日本円で500円程度)。

ところで、購入したCDのうち、ランランの分は本人やゲルギエフのインタビューなどが入ったDVD、そしてジャケットと同じデザインのポスター付き!DVDはいいけど、ピアノを弾くほりえもんみたいなランランのポスターはちょっとねぇ〜。
     


ランランの演奏、お聴きになっていない&ご覧になっていない方はこちら。



いやいや、こうもりといえばやっぱりこれだよ!って方にも特別サービス♪



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20年以上前から探し求めているLPがあります、番号はMS7053。

Mt. Scopus

イスラエルのスコープス山にてバーンスタイン指揮で演奏されたマーラー復活の5楽章やスターンとの共演でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、イスラエル国歌”ハティクヴァ”などが収録されたLPです。神戸の知り合いがこのLPを持っていて、20年位前にダビングはさせてもらったのですが、中古盤で見つけることは未だにできず。40年近く前にアメリカでリリースされたきり、一度も再販されていないため(国内盤もリリースされず)、入手困難なディスクなのです。さっき書いた通り幸運にもダビングできたぼくはこのLPの演奏の素晴らしさを知っていますが、バーンスタインやマーラー好きの間ではこのレコードは伝説的なディスク!

ぜひ聴いてみたいという方に朗報です! ココをクリックするだけで、このLPに収録された全部が聴くことができます、しかも無料!!!

Columbia LP MS 7053 HaTikvah on Mt. Scopus
Recorded in July, 1967.
(1) HaTikvah (Tel Aviv Philharmonic Choir, Joseph Friedland director);
(2)-(4) Mendelssohn violin concerto (Isaac Stern);
(5) Mahler 2nd symphony, mvt. 5 only with Jennie Tourel (ms) and Netanya Davrath (s).
Tel Aviv Philharmonic Choir, Joseph Friedland, director;
Israel Philharmonic Orchestra in cooperation with Kol Israel Symphony Orchestra.
SUNG IN HEBREW.
Leonard Bernstein

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iBookから始まり、iPod nanoそしてMacBookと気がつけば家じゅうMacだらけ。
ちゃうちゃうちゃう!!!


そして昨日、AirPort Expressを買いました。
Mac用の無線機器ってあんまりいいのが(機能・価格・デザイン)無いですよね。一応家には無線LAN設定にはしていますが、セキュリティーのやり方がやたら難しい(というか当方の知識不足?)、それでも無線で繋げてみたら、引っかかる引っかかる、ご近所さんのセキュリティーがされていない無線LANの先に。それで結局はケーブル繋げてネットをしていたのですが、先日海外出張の際、ADSLのコンセントと電源コンセントがとんでもない位置だった部屋でコンピュータを接続しないといけない状況があって、かなり大変なおもいをしました。それからしてたまたまAirPort Expressを使っている方のコメントを聞いたところ、これは!と思い、買ってみました。

最初どうやって設定したらいいのかわからチンプンカンプンだったのですが、セットアップアシスタントに従い設定したら、あっという間に出来ました。セキュリティーの設定も楽々でWPAのセットアップが完了!それにしてもこんな手のひらサイズで無線LANを始め、プリンターや音楽の無線設定ができるなんて、なかなかのすぐれもの!おかげで快適快適です♪出張先にAirPort Expressもっていけば、どこでも無線LANできるってわけ、すごい。

海外への出張といえば、香港市街と空港を繋ぐ列車も快適♪

AirPort Express(機場快線)です。

ところで最近めっきりMacに押され気味のWindows、そしてそこの親分、こんなことあったんですね、以前。

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Doblogから引っ越してきたばかりなんで、ここがどんな住み心地かわかんないけど、居住者によると結構快適だそうで。

これからもこちらで相変わらずブツブツいいますので、おつき合いくださいまし。


ところでここんとこ、はまりにはまっているのがこのショスタコ27組集。この枚数で1万円切っているのも驚異。

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